架空の猫の雑記帳

だらだらと趣味を楽しみつつ米国株で早期リタイアを目指すブログ

花粉症による経済的損失は一兆円以上

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今回は花粉症のお話です。

はじめに

世の中、新型コロナウイルスの話題でもちきりで少し影が薄くなっていますが花粉症の季節ですね。

私も先週から目の痒みがひどくなってきました。新型コロナウイルスも問題ですが、私にとっては確実に被害を受ける花粉症の方が差し迫った問題です。

今年の花粉は去年より少ないらしい

幸い今年の花粉は去年より少なめらしいです。

体感的に去年はそこまでひどくなかったのでこれが本当なら有り難いです。ちなみに私にとって今まで一番ひどかったのは2018年です。あれは本当にひどかった・・・

花粉症による経済的損失は一兆円以上

環境省や厚生労働省の調査によると花粉症にかかっている人は3000万人以上であり、ほぼ3人に1人は花粉症で苦しんでいる事になります。もはや国民病ですね。

第一生命経済研究所によると花粉症によって外出を控えるようになる事により家計消費が5,691億円が下がるそうです。(今は新型コロナウイルスで外出を控えるようになっていますが)

さらに労働効率の低下や医療費による経済的損失は2000年の時点で約2,860億円と言われており、現在なら3000億円は軽く超えるでしょう。花粉症による経済的損失はトータルで1兆円以上とも言われます。

私も花粉症の時期は仕事の効率が大幅に下がります。この時期は1年で最も外出しなくなる時期です。

花粉症の主な原因であるスギは戦後の木材需要の為に造林されてきたものです。しかし、戦後はともかく現在では木材需要はそこまで無くなったのですが造林計画があまり見直しがされずスギを植えすぎてしまったが為に今に至ります。

私は30歳前後で花粉症になりましたが、最近では小学生とかでも花粉症にかかるそうです。外で遊び回りたい年頃でしょうに非常にかわいそうだと思います。花粉はもはや公害と言っても良いレベルです。

国の花粉症への対策

国でも「アレルギー疾患対策基本法」を成立させたりと、何も対策をしていないわけでも無いのですがなかなか効果は出ていないようです。

個人的に注目しているのは花粉の少ないスギです。すでに実現できており、植え替えも始めてられているのですが、面積では0.3%ほどしか進んでいないようです。

www.fnn.jp

安倍総理自身も花粉症との事なので、なんとかおねがいします!

冗談抜きで花粉症対策に特化したワンイシュー政党が出来たら票を入れるかもしれません。

自分で出来る対策

仮に国で対策できたとしても効果が出るのは何年先になるかは解らないので、結局のところは自分でなんとかするしかありません。

花粉症の対策については色々ありますが、まずは面倒臭がらずにちゃんと病院に行って薬をもらうべきですね。市販薬と処方薬とでは体感的に全然効果が違います。私は目の痒みがひどいのですが「ゼペリン」「フルオロメトロン」が効果的でした。

後はとにかく窓は絶対に開けず、洗濯物も室内干しを徹底する事です。空気清浄機も多少効果はありますが、加湿器の方が体感的に効果が大きい気がします。

今のところは薬で抑えていますが、それでも辛くなったら舌下免疫療法というのも試してみようかと思っています。

花粉症で上がるかもしれない株

本ブログでは主に投資情報を扱っているので株についても話をしたいと思います。といっても私は米国株ETF専門なのであくまで紹介程度です。

身近な企業の銘柄を買えるのが日本株のメリットですね。季節の影響を受ける銘柄が解れば利益を出しやすいのかもしれません。

花粉症で注目すべきはマスク、医薬品、目薬、空気清浄機関連でしょうか。もし、私が買う事を検討するとしたら以下の銘柄ですかね。

ユニ・チャーム

超立体マスク等で有名なユニ・チャームですね。最近は新型コロナウイルスの影響で品薄も続いています。

ロート製薬、参天製薬

ロート製薬は一般用目薬ではトップシェア、参天製薬は医療用目薬でトップシェアらしいです。目の痒みがひどい私もお世話になっています。

フマキラー

殺虫剤の会社ですがアレルシャットという花粉症対策の商品を出しています。正直私としてはあまり効果が実感出来なかったのですが人気は高いようです。

最後に

重要度で言えば新型コロナウイルスの方が高いということは承知していますが、少しだけ花粉症対策の方にも目を向けて欲しいものです・・・と目の痒みとクシャミに耐えながらこのブログを書いています。