やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

増える新コロナ感染者 抑えられなかったのか? <追記>

2020-03-22 | 健康・スポーツ

WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は3月10日の記者会見で、「パンデミックの恐れが非常に現実的になった」と危機感を示した。また、11日には、「新型コロナウイルスはパンデミックと言える」と述べて世界的な大流行になっているとの認識を示したうえで、各国に対して対策の強化を訴えた。しかし、世界のウイルス感染者数はさらに増え、3月18日午前2時現在で、18万人(こちらの情報)を超えた。こちらなどのニュース、こちらの弊ブログ

すでに、米国、イタリア、南アなど27か国・地域が非常事態宣言を出しており、宣言に伴い、人の移動制限や学校の休校などの対策が次々と打ち出されている。→こちら、及びこちらなどの報道

経済への影響も深刻化してきている。→こちら、及びこちらなどの報道

また、東京五輪について、延期や中止の懸念が高まっている。17日、IOCは、各国際競技団体(IF)との臨時電話会議を開き、予定通りの開催を目指す方針を改めて示したが、いろいろ問題が出てきている。→こちらなどの報道

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昨年12月8日に 武漢市で原因不明の最初の肺炎患者が報告され、今年1月1日に感染源とみなされた武漢の華南海鮮卸売市場が閉鎖された。→こちらの情報

1月5日時点で確認された情報では、中国では12月12日~29日の間に、59人の感染者が確認されている→こちらの情報

1月7日に、新型コロナウイルスが原因と確認された。→こちらの情報

1月23日には、春節がはじまる前日に、武漢市では人の出入りが制限され始めた。→こちらの情報

この時点で、中国政府の国家衛生健康委員会によると、感染者は1月23日午前0時(日本時間午前1時)までに死者17人を含む571人となった。→こちらの報道

 

世界で1,000人以上の感染者が確認されている国の感染者数増加の表を見てみよう。(こちらのサイトのデータから作成) 

(表をクリックして拡大して、見てください)

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世界の感染者数の推移は下記の通り。

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上記グラフから見ると、中国内で新規感染者数がピークを過ぎるのは、2月中旬以降となっており、しかし、それ以降、世界各国では、新規感染者が急激に増えている。

中国内で、武漢市を中心に、新型ウイルスの感染拡大が2カ月以上前に始まってから、やっと、且つ、初めて、習近平国家主席が3月10日に武漢を訪問した。世界各地で感染が拡大するなか、中国はピークを超えたという国営メディアの見解を裏付ける狙いがあったとみられる。→こちらの報道

中国の習近平国家主席が初めて感染の震源地である武漢入りし、国内での抑え込みを宣言した翌日というタイミングには、中国への配慮も見え隠れする。「パンデミック(世界的流行)」を表明した世界保健機関(WHO)の対応は、後手に回った印象を拭えない。

(WHOが2009年に新型インフルエンザでパンデミックを宣言した時点で、感染者が出ていたのは約70カ国だった。新型コロナウイルスへの感染は、3月11日には、114カ国に広がり、感染者は計約11万8千人、死者は4291人に上る。)→こちらの報道

もっと、早く、WHOが手を打っておけば、世界への広がりも抑えることができたのではないか? 裏では? など、テドロス事務局長と中国の関係が、いろいろ取沙汰されている。→こちら、及び こちらの報道

世界各国の中で、イタリア、スペインなどは、中国と経済的に関係が深く、人の交流も多く、感染の可能性の大と容易に予想される。WHOのパンデミック宣言が遅れ、これらの国は対応が遅れたと思われる。

逆に、中国は、欧米諸国の新型コロナウイルス感染症の対応が甘く、感染拡大を許した、反省すべきだとプロパガンダが始まった。→こちらの報道

米中舌戦も始まった。→こちら 及び、こちらなどの報道

 

 <追記>

上記に示したように、新型コロナウイルスへの感染は、3月11日には、114カ国に広がり、感染者は計約11万8千人、死者は4291人だった。

こちらの情報では、3月22日現在、171カ国に広がり、感染者は計30万7277人、死者は13,044人に上る。

特に、イタリアでは、3月11日の時点で、感染者は計1万283人、死者は631人だったのが、3月22日の情報では、感染者は計5万3578人、死者は4,825人と圧倒的に増加している。

まさしく、パンデミックと言える。

 

 

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