IslandLife 〜沖縄の離島生活記〜

都会の飲食店で2年半勤務した後、南の島に移住して2年目突入。日々のことを綴ります。

一進一退。

今回はコロナ禍に関することを少し。

 

連日、コロナ関連のニュースがテレビを席巻していた4月から一ヶ月が過ぎ、国や医療関係者の尽力で一旦は落ち着いたように感じます。

ですが日本の端、僕の住んでいる島にもいつ、コロナがやってくるのではないかと気を抜けないのが現状です。

緊急事態宣言が解除され始め、石垣島では観光客の人たちがやってきて島に賑わいが戻ってきてるという話を聞きました。


石垣に活気が出てきたのは良いことだと思うけれど、正直なところ不安でいっぱいです。

当たり前のことですが国内外から観光客が来ることでコロナのリスクは高まります。

そして八重山という島は観光資源が豊富がゆえに、マリンサービス業、ホテル業などの観光客のお客さんを相手にする商売がほとんどで飲食店などが並ぶ都内と同じようにとても苦しい状況が続いています。

生きていくためにはお客さんに来てもらわなければならないし、かと言って緩めてしまえば八重山全体がコロナが広がってしまう…まさに前門の虎、後門の狼状態です。

 

離島にはお年寄りが多く、小さな診療所しかありません。

満足のいく医療品も無ければ輸送する手段も病床も人でもありません。

 

入ってきたら有無を言わさず全滅の危険があるのです。

離島に逃げ道はありません。

広がったら最後です。


そんな不安をどこの島でも抱えていると思います。

もちろん、離島だけではなく都内でも同じだと思います。

そんな緊張感の中、生きていくためにお客さんを受け入れたり隣り合わせで仕事をしていくしかありません。


石垣島には人工呼吸器は3つしかなく、とてもではないですが第二波が来たら本当にまずいと思います。

戦時中に流行したマラリアと同じ災いが起こる可能性があるのです。

 

だからこそ今、自分にできることを考えました。

こまめな手洗いやうがい、換気や消毒、検温など広めない、すぐに自分の異変に気がつけるようにできることを毎日行っています。


毎日、危険と隣り合わせの中で働いてる医療従事者の方々のことを考えた時に自分ができることは簡単なことかもしれないですが、感染を拡散させないための予防をしっかり行って行きたいです。

そして1日にでも早くコロナが収束するよう祈っています。

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ステイホーム中には免疫力を高めるためにスパイスカレーの研究をしました。

 


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