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コロナ840人&隔離違反

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ロシア政府は、隔離体制の不遵守に対する行政法の改正について提案した。

自己隔離違反は、個人には15万〜30万ルーブル(※約21万〜42万円)、法人には50万〜100万ルーブル(※約70万〜140万円)を課す。これは隔離違反で感染させるだけでなく、死をもたらした場合も適応される。公務員には30万〜50万ルーブルの罰金となる。

また、他者に害をもたらす行為に対して、個人の罰金1万5千〜4万ルーブル(※2万1千〜5万6千円)。公務員は5万〜15万ルーブル。法人はこの違反に対して20万〜30万ルーブル。

この制裁は、非常事態体制の期間や感染流行の脅威がある時に適応される。さらに、非常事態やその脅威がある状況下での行動規則の違反に対する責任を規定する条項を準備している。

それに基づくと、隔離違反について罰金1000〜3000ルーブル(※約1400〜4200円)、公務員は1万〜3万ルーブル、個人事業主は3万〜5万ルーブル、法人は10万〜30万ルーブル。

他に、改正案では、行動規範に違反した法人は国内での活動停止になる可能性も盛り込む。隔離体制の不遵守での行政罰としての活動停止は最大で30日間、また危険行為が人の健康を損ねたり死に至らしめた場合、90日間となる。

また、公務員の違反が市民の健康や死に害をもたらした場合は1年から3年の停職。

ロシアでは約500人が自己隔離違反で行政罰の対象となっている。他者の安全に対する軽薄な態度を抑制する必要については、ミハイル・ミシュースチン首相も語っている。

ロシアでは840人のコロナウィルス感染者が確認された。この1日で182人増。COVID-19感染者の死亡2人。

出典記事はこちら 

※自己隔離中の人は携帯の位置情報を追跡されており、自宅から離れると、自動的に帰宅を促すSMSが送られる。また、街頭の顔認証カメラや当人名義の車も自動検出の対象となっているという。

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