鳩大量不審死

モスクワ西部で鳩の死が相次いでいる。鳥の死骸は芝生の上に散らばっている。『彼らはつがいでしょう。一方が死ぬと、片方は近くに座って自分の死を待ってます。子供達はそこを通りがかって見るわけです』（住民女性A）

住民は、意図的に毒を盛られているのではないかと疑っている。『どこかの年配の女性が毒入りの何かを撒いていて、鳩は食べ続けてました。その後、死んだ鳥を二つの大きな袋に集めて、持ち去ったんですよ』（住民女性B）

死んだ鳥はいくつかの地域にまたがっていた。クリラツカヤ駅、マラデォージュナヤ駅の周辺だ。住民は健康被害を恐れている。『これは毒です。子供達がここを走り回っています。ここは公園で、人々は草の上に横になります。子供が走り回って遊んでいます。』

この少年は足に湿疹ができた。夏なのでサンダルでした。（市が散布した）防虫剤かもしれないという人もいるが、鳥類学者はこの説を否定する。街の作業が何かしらの原因だとしたら、被害が街全体に及ぶ筈だからだ。

クリラツカヤ周辺では、鳩に餌付けしている場所がある。この状況は多くの人に疎まれている。『鳩の被害はベランダです。糞をするんですよ。病気になったり死んだり。長年人が住んでいないアパートにはベランダにネットをする羽目になりました。』

誰かが鳥をやっつけることに決めたかもしれない。疑わしい物質が鳥の餌付け台から発見された。『８箇所の鳥の餌付け場所から不審な物質を発見し、詳しい検査へ送られました。これまでで50羽以上の鳩の死骸が見つかっています。餌付け台は解体して、新しいのに取り替えます』（市役所担当員）

また、鳩が普通の餌で中毒を起こした可能性もある。『住民が鳥にパンを与えることが、死に繋がることもあります。このような餌は胃で発酵して、代謝障害になります。暑くなると、この症状が悪化します』（獣医）

もしあなたの地域で鳩が死んでいたら、必ず専門家を呼んでください。

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