狼少女救出その後

2019年3月、5歳の少女が餓死から救出された。少女はアパートに一人きりで、服も水も食べ物もない状態だった。

1年半前にモスクワ北部の３DKのアパートで水も食べ物も大人もいない状態で発見された5歳の少女は、心から愛してくれる家族の元にいる。アンナ・クズネツォワ子供の人権全権代表が語った。

時間をかけて綿密に里親を探した。『少女には特別なケアが必要でした。今彼女は元気です。彼女のために、ただ子供と上手に付き合えるのではなく、カウンセラー資格を持った里親を選びました。』

現在、子供はよく喋り、歌って、踊っている。幼稚園に通い、同い年の子供たちと遊んでいる。発見当時のオンブズマンとの最初の面会では、子供は一言も喋らなかった。

ゴミ屋敷状態のアパートで発見した当時、彼女の首にはビーズ付きヘアゴムが食い込んでいた。また、社会的スキルが全くなく、診察で深刻な栄養失調が確認された。

少女が発見されて間も無く母親を逮捕。母親はパートナーと別のアパートに住み、時々5歳娘の様子を見に通っていたと判明。ゴミ屋敷状態の部屋は住人に挑発されたのが原因と供述。２ヶ月間の拘留中の鑑定で心神喪失とされ、裁判所は強制治療送致との判決を出した。

出典記事はこちら 。

※3月2日から10月18日までのロシアの新規感染者数グラフ。ここ1日のロシアの新規感染者15,971人、合計で1,463,306人。

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