気分障害(躁うつ病)の私が子犬の紅羽と暮らす苦労
このブログは気分障害(躁うつ病)である私の経験から、どういったことをしているのかというのをご紹介したりしています。
そんな中で、というよりかは紅羽と暮らしてみて、気分障害(躁うつ病)である私が苦労をしていることをお話しようと思っています。
気分障害(躁うつ病)のうつ状態、躁状態でもどちらもなかなか大変な日々を過ごしています。
犬との暮らしと気分障害(躁うつ病)の私
ここのブログを読んでいただけている人はご存知だと思いますが、私は気分障害(躁うつ病)という病気を持っています。
あまり知らないという人もいるかもしれませんが、簡単に言えば気分が落ちすぎるうつ状態と気分が上がりすぎる躁状態が交互にくる病気です。
syougaisyagakekkon.hatenablog.com
詳しくはこちらでお話していますので、読んでいただけたらと思います。
さて、気分障害(躁うつ病)の私ですが、何度も登場している子犬の紅羽と一緒に生活をしています。
いくつも愚痴のような記事を書いていたので、大変なんだなというのが伝わっているかもしれません。(笑)
私のような精神疾患を持っていない人も、子犬の相手をしているとノイローゼになってしまう人も出てくるくらいです。
そのため、もともと気分障害(躁うつ病)である私は紅羽の相手は非常に辛いものがあります。
これが、本当に病気なりたての時期であったら危なかったな、といつも思います。
紅羽との暮らしは本当に大変で苦労をするので、調子を落としかねません。
なので、その辺りも気をつけながら過ごしています。
精神疾患を持っている人でも犬や猫、ペットを飼っている人はいると思います。
紅羽が来る前に保護犬も夫婦で考えていたのですが、調べていて私が思ったのは精神疾患を持っている人は保護犬を任せてもらえないこと。
先代の犬が大人しかったので、私は「大丈夫だと思うんだけどなぁ……」と自分のことを棚に上げて考えていました。
しかし、今なら何で任せてもらえないのかが分かります。
妻がいなかったら、と考えると怖いです。
症状別、紅羽の苦労
うつ状態のときの苦労
気分障害(躁うつ病)のうつ状態というのは、うつ病の人と大きく変わることはありません。
憂鬱になって、何もする気がなくなり、気分も落ち込んできます。
そんな中で紅羽が暴れまわったり、噛まれたりすれば、やはり更に気分は落ち込みますし、どうしてよいのか分からなくなります。
そのため、紅羽の相手をするのも億劫になってしまい、どうすればよいのかというネガティブな考えが頭を回ります。
ネガティブな考えをしていればどんどん調子を落として、更にネガティブになっていくのは分かっていただけるのではないでしょうか。
こういったときには妻に話をしてみることで、自分が考えすぎだということを教えてもらうことで気分をそれ以上落ちないようにしています。
自分でも頭では分かっているのですが、やはり身近な人に言ってもらえることで、実感ができるのです。
躁状態での苦労
躁状態というのは気分が上がりすぎて、普通の人よりも振り切れてしまう症状になります。
そのため、イライラしてしまうことが多くなりがちになってしまいがちです。
この状態で紅羽が暴れたり、噛んできたりしたらどうなるか。
イライラしてしまい、紅羽にきつい言葉を言ってしまったり、押しのけてしまうことが出てきます。
そうなると紅羽は更に興奮をしてしまい、落ち着くことがなくなってしまうので、悪化してしまいます。
こうなると悪循環になってしまい、そこでもイライラが収まらなくなってしまう状態です。
こうなった場合は気分を落ち着かせるのが一番です。
もちろん、妻にこうなってしまったという話もしますが、紅羽をいつも以上に構わないようにする方法です。
無視をするのではなくて、危険なことをしない限りは紅羽の相手をせずに、自分はゆっくりしている状態を作ります。
そうしていると紅羽もだんだん落ち着いてきて、寝てくれるようになるので、イライラをしなくて済むというわけです。
精神疾患を持っている人がペットと暮らす苦労は多い
気分障害(躁うつ病)の人はうつ状態と躁状態のどちらも来るので、そのときにどうするかがとても大切なのではないか、と思っています。
症状が酷い人になれば、うつ状態が酷くなり、動くことさえも厳しく、ペットの相手はできなくなってしまうでしょう。
躁状態の場合はイライラが更にイライラを呼んで、極端な話になりますが、虐待に繋がってしまう場合もあるのではないでしょうか。
こういったことから、精神疾患を持っている人がペットを飼ったり、保護犬を精神疾患を持っている人が引き取るのは拒否されるのが理解できます。
私の場合は妻がいたり、気分障害(躁うつ病)の症状も安定してきているので、極端な例になったりはしません。
ペットカウンセリングというものもありますが、それは専門家がやるからこそ効果があるもので、一個人でやるのは非常に危険ではないか、と思います。
紅羽との生活は苦労が絶えませんが、病気とも上手く付き合いつつ、成長を見守っていきたいです。