『嫌われる勇気』

著:岸見一郎・古賀史健

 

1,500円(税抜き)

ダイアモンド社

 

 

【読んでみて】

 

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トラウマは存在しない

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過去起こったことではなく、

 

自分次第自由に生きていける。

 

 

どんなことを経験していても、

 

それは自分の足かせにはならない。

 

足かせにしてはいけない。

 

 

アドラーは、あくまで実践するための心理学だ。

 

人間の強さを信じることで

 

自由を手にする考え方。

 

 

もし自由を手にしたいのであれば、

 

自分次第でこれからどうにでもできる

 

ということを腑に落とさなければならない。

 

 

過去に傷ついたからと理由をつけて

 

行動に出ない甘えを断たなければならない。

 

 

この心理学の根底には、

 

人間への厳しい愛情希望とが流れている。

 

 

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何が与えられているかではなく、

与えられたものをどう使うか

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人は平等ではない。

 

誰も初めから「平等だ」などと言っていない。

 

 

それを変えられないのなら、

 

今の境遇を嘆いて

 

いつまでも何もしないでいるより、

 

とっとと自分で何か少しでも

 

変えるための行動に移ることだ。

 

 

ただ嘆いていても何ひとつ変わらない。

 

 

今あるものをどう料理するのかは自分次第だ。

 

何もないというのなら、

 

どうやって掴みにいくのかを考える。

 

それができるのは自分しかいない。

 

 

現実を変えていくのは頭の中の感傷ではない。

 

具体的な行動ひとつなのだ。

 

 

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勇気を与える

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たったひとりにでも本気で信じられた時、

 

人は思いもかけない力を発揮する。

 

 

“人が課題を前に踏みとどまっているのは、

その人に能力がないからではない。

能力の有無ではなく、純粋に

「課題に立ち向かう“勇気”がくじかれていること」

が問題なのだ。”

 

 

あなたはどんな時に勇気が生まれるだろう。

 

褒められた時でも、叱られた時でもない。

 

あなたはできるから

 

と言って一線を引かれた時、

 

人は自分でやらざるを得なくなり、

 

それでなお、静かに見守ってもらうこと

 

わたしにもできるのだ

 

と思う。

 

 

相手を信じることにも、勇気が要る。

 

すべては人間への信頼にかかっているのだ。

 

 

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