航空中耳炎・飛行機頭痛対策。毎回私が飛行機に持ち込むもの。
こんな時期ですが、一時帰国に備えて準備をしています。
旅行前ってわくわくしますが、毎回心配なんですよねー耳の痛みが。
今まで50回ぐらいは飛行機に乗っているのですが、3回程耳の激痛を体験しています。
味わったことある人にはわかる、この痛み。
今回は私の航空中耳炎の体験とその対策についてです。
風邪をこじらせて航空中耳炎に
一番酷かった時の経験をシェアします。
数年前に日本からオーストラリアに一週間旅行に行った時です。
日本にいる時からちょっと軽い風邪(発熱等はなく、ちょっと鼻がつまるぐらい)をひいていました。
行きの飛行機は問題なくオーストラリアに到着。
滞在中、市販の風邪薬と鼻炎薬を飲んでいましたが改善せず、むしろ日本との寒暖差で体調が悪化。
鼻を常にかみながら観光し、頭が重かったので早めに就寝するようにしていました。
そして、オーストラリアから日本に帰る便です。
初めはよかったのですが、着陸が近づくにつれ、耳の痛みを感じるようになりました。
ズキズキっていうもんではありません。
骨に響く痛みといいますか・・・
耳抜きをしても治りません。
痛すぎて意味もなく頭を腕で抱えていました。
パイロットが下手くそなのかと思い、周りを見ると他の人は普通にしています。
パイロットの操縦技術のせいではないようです。
そのうち、耳だけではなく眉間や目の周り、頭全体が痛くなりました。
これを飛行機頭痛と呼ぶそうですね。
そんな死にそうな思いを1時間ぐらいし、無事に着陸すると、耳と頭の激痛はなくなりましたが、何か耳が変。。。
まだズキズキしているし、片耳がボーっとして聞こえづらい。
そこで、今度は鼻をつまんで強めに耳抜き。
そうすると耳の中でバリっと音が!!!
これはまずいやつだ。。。と思い、もう翌日耳鼻科に行くまで放っておくことにしました。
幸い、耳のボーっとしたのは翌朝起きるとなくなっており、耳のズキズキも少しは感じましたが大分、緩和されていました。
翌日、耳鼻科に行くとレントゲンをとられ副鼻腔炎と航空中耳炎をおこしていることがわかりました。
薬を飲んで、大体1週間ぐらいでよくなったと思います。
その頃、高層階のホテルに勤めていたので、高層階にエレベーターで上ると耳痛みを感じたり、つばを飲み込むと耳の中でカチっと音が聞こえたり、しばらく違和感は続きましたが、いつの間にか治っていました。
航空中耳炎、飛行機頭痛の対策
まず、鼻詰まりをなくすことです。
耳の中にある耳管で気圧を調節しているのですが、鼻に異常があると、これが閉じたままになり調節できなくなります。
その結果、痛みに繋がります。
私は副鼻腔炎になっていたので、このせいだったんですね!
一度この痛みを経験してから私が毎回、飛行機に持ち込むようになったものがあります。
- 水筒
私はこの頭痛の時にすごく喉が乾きました。
私は鼻がつまっている時、やはり口が空きやすいのか喉が乾きやすくなります。
ただ単に、機内が乾燥しているだけだったのかもしれませんが。
セキュリティチェックを抜けてからウォータークーラーで水を補充。
機内では喉が乾くので、エアークルーさんが見当たらない時用に持っています。
水分をこまめにとると耳抜きもうまくできます。
- 飛行機用耳栓
これ、普通の耳栓ではなく、飛行機用のです。お値段1000円前後。
気圧を調節してくれるもの。
普通のお店ではなかなか見ないので楽天で買いました。
降下体勢になる前につけます。
毎回、耳が痛くなるわけではないので効果は何とも言えないのですが、これをつけていて痛くなったことはありません。
お守り用に持っていきます。
普通サイズは大きくて、耳から出てきてしまったので小さいサイズを買い直しました。
- アレルギー用飲み薬
上記の経験がある為、少しでも鼻がつまっていると事前に飲むようにしています。
日本の薬より海外の薬のほうが効果があるように感じられます。
↑これはオーストラリアで買ったものですが、日本にも薬局に似たようなものありますよね。
これを鼻にスプレーすると効果てきめんで、すぐに鼻が通ります。
一番、即効性がありますね。
飛行機内でもまだ鼻のつまりを感じる場合はこれを使います。
液体物なので、小さいジッパーの袋にいれて持ち運んで下さいね。
- バファリン等の鎮痛剤
もう、これは痛くなってしまった時の最終手段。
痛くなると本当に地獄を味わうので、そうならないように持っていきます。
ない場合は、クルーさんに聞いてみるともしかしたらあるかもしれないです。
以上、私が航空中耳炎、頭痛対策に持っていくものです。
実は、また今回少し鼻風邪をひいてしまっていて心配なのです。
また地獄をみないように気をつけたいと思います。
もちろんコロナウイルスにも気をつけたいと思います。