家の周りに水が迫る。洪水、停電に備えて何を準備する?
ここ数日続く大雨でうちの周りで洪水が起きました。
いつもはずーっと広がる綺麗な緑の農地がどこも水浸しです。
普段はずっと広がる緑の農地なのですが、ここ数日の大雨で水浸しです。
— ENA🇳🇿ニュージーランドでマオリ生活 (@ena_bobo) 2020年7月17日
この街はいくつも小川があり、その水位が上がってこうなります。
さて、うちの隣人が近くの小川がもうすぐ氾濫するよって伝えにきてくれました。
とりあえず停電に備えますか。
マオリ君はお店が閉まる前にビール買いにいきました pic.twitter.com/Y9muThlAkI
うちは以前から激しい雨が降ったり、雷が近くで落ちたりするとよく停電になるので、今回も危ないなと思いました。
あとは、うちは水道が通っていなく、雨水タンクから家に水を運ぶポンプの機械が外にあるので、それが水に浸かってしまうとそのまま使うのは危険なので、お水の電源はオフにします。
今回は隣の大家さんが小川の氾濫を教えにきてくれたので、それから洪水、もしかしたらの停電に備えて準備しました。
その頃まだお昼過ぎ。
たまたま仕事が休みだったのでよかったです。
洪水、停電になるまでに私がしたこと
お買い物
近くのスーパーと酒屋さんで、マオリ君のビールとその日食べる夕飯の買い物。
とは言っても、家の冷凍庫にお肉が少し残っています。
停電だと冷蔵庫も使えなくなるので、あまり買いすぎずに、パンや缶詰、バナナ等保存が効くものを買いました。
家周りの整理
地面や低いところに置いてあるプランターや園芸用品、空き缶入れ等を片付けました。
初めは小さいプランターしか片付けなかったのですが、気づくと大きいプランターが水で流されていたので長靴を履いて急いで拾いにいきました。
水を確保
上記で申したようにうちには水道が通っていなく、雨水タンクを使っています。
このタンクから蛇口までの水を電気で動かしているので停電が起こるとお水も止まってしまいます。
洪水で水は豊富にあるのに使えないという皮肉。
飲水用、料理、洗面用に大容量のコンテーナーに予めお水をいっぱい貯めておきました。
あと、シャワーも早めに入っておきました。
キャンドルを用意
普段から、マオリ母が可愛いキャンドルを集めているので、それをすぐ取れるとこに置いておきました。
コレクションの割に普段から惜しみなくアロマキャンドルを使っているので、こういう非常時に気兼ねなく使わせてもらいます。
早めにご飯を作る。ガスコンロとガスを用意
停電で自由にお水とコンロが使えなくなる前に早めに夕飯の支度にかかります。
この日は冷凍庫にあったひき肉でラップを作りました。
なので、火を使うのはひき肉を炒める時ぐらいでした。
あとは、電気が止まった時に備えてガスコンロを用意。
これでお湯も沸かせますし、お料理も温められます。
さて、備えた結果どうなった?
買い物から家に帰ってしばらくすると、水位がどんどん上がっていき、長靴を履いても間に合わないぐらいの水位に。
もう家から出る、運転するという状況ではなかったので、早めにお買い物に行ってよかったと思いました。
この時点で水のポンプの機械が半分ぐらい浸かっていたので、オフにしました。
蛇口の水が使えなくなりました。
そして、夜になると雨が酷くなり、雷も聞こえてきました。
そして、私がひき肉を丁度炒め終わったぐらいで、雷がドーンっとどこか近くに落ちた音と共に、電気がパっと消えました。
あーぁ、本当に停電になっちゃった。
そこから、部屋中にキャンドルに火を灯して、暗いですが、まぁ生活は普通にできました。
ちなみに、隣の大家さんちはキャンドルがなかったのか真っ暗。
電話がかかってきて、うちは明るいけど電気通ってるの?と。
それぐらいキャンドルがいくつもあると割と部屋も明るくなります。
そして、残りの夕飯の準備を再開して、食べる前にひき肉をガスコンロで温め直していただきました。
テレビ、音楽なしの静かなマオリ君とのロマンチックキャンドルディナーです。
なかなか悪くない。
そして貯めておいたお水はトイレのフラッシュや手洗い、歯磨きに活用できました。
結局、電気が復活したのは翌朝11時。
朝もお水をコンロで沸かして、コーヒーを作ったり、昨夜の残り物を温めて食べたり、携帯の充電を車でしたりと、割と不便なく過ごせたと思います。
今は、うちの周りは水位がだいぶ下がりましたが、道に出るとまだ水浸しのところが多いです。
また今夜、明日と雨予報なので先程ろうそくをまた買いに行きました。
今回は、遠出の買い物ができなかったので土のう等は用意できなかったのですが、幸い家には水が侵入することはなかったです。
もちろん電気、水がないと不便ではありますが、備えておくとだいぶ違うと思いました。
雨が多いこの時期、皆さんも洪水、停電に気をつけて下さい。