皆さん、こんにちは
お元気ですか?
こちらのラスベガスは武漢ウィルスがいつ終息するかはちょっと分からなくなってきました。
50州の中でラスベガスのあるネバダ州が最も感染を広めていることが報道されていました。
また、ニューヨーク州知事はネバダ州を含むカリフォルニア州やアリゾナ州など14から15の州からの旅行者を14日間の自主隔離することをお願いしています。
ホテルは7月になり、さらにオープンを予定していますが旅行者がどれだけ来るのかは良く分かりません。
全く武漢ウィルスが今までの国際秩序を崩壊させるきっかけを作ったのは間違いないですね。
アメリカはこれから独自の経済力と資源力で当分生きていかないといけないですね。
ところで、昨日BBCニュースを聞いていると中央アフリカのコンゴ民主共和国の報道が入っていきました。
コンゴが独立して60周年を祝うものでした。
しかし、この時期のブラック・ライヴス・マターが世界中で様々な問題提起をしていますのでこの60周年記念が大きく取り沙汰されていました。
コンゴは旧ザイールです。
ザイールの方が知っている方もいるかもしれません。
このコンゴはベルギーの国王レオポルド2世の私有植民地として、1884年のベルリン会議以降コンゴ自由国されていました。
この当時は列強ヨーロッパ諸国の植民地化の時代です。
レオポルド2世は植民地を所有しなければ、他国と同等に存在することはできないと考えていました。
そして、コンゴに住む人々を奴隷として扱い様々な資源を搾取してきました。
その当時犠牲者の数は最大3千万人ともいわれます。
毛沢東やスターリンなどにも劣らない残虐な人でした。
私がこのコンゴの問題を研究したときにショックを受けた内容の一つでした。
コンゴはゴムの木がたくさんあります。
ゴムの木は森林のようにたくさんの木が固まって生えていません。
間隔をおいて生えています。
ゴムを採集するにはたくさんの距離を歩かなければいけないし、ゴムが溜まるのを待つための時間もかかる重労働なのです。
この当時は産業革命により、車が走り出すようになりました。
そこでタイヤにはゴムが必要なので需要がいっきに増えました。
そこで使われたのがコンゴ人の労働奴隷なのですが、彼らはある期間にゴムを採集するための量が決められます。
その量を全うしなければなりません。
もし全うできなければ人質として取られている子供たちの手が切り落とされるのです。
とても恐ろしいことをして強制労働させていました。
その様な写真が今でも残っています。
この歴史の史実にブラック・ライヴス・マターが動き出しました。
レオポルド2世の銅像は落書きされ、撤去されることになりました。
現在のベルギー王のフェリッペ王はこの歴史的過去において深いお悔やみを申し上げるとし、謝罪まではしませんでした。
そこでまたこの問題を大きくさせています。
しかし、白人の奴隷社会があったのは事実です。
ローマ帝国も奴隷で経済が成り立っていたし、奴隷を英語で書くとSLAVE(スレイブ)です。
この言葉の語源はスラブ人から始まっています。
スラブ人とは目の青い白人ですが、彼らが最初に奴隷として商売されていたのです。
ですから、奴隷の歴史だけを見ても黒人だけの問題ではないですよね。
その一点を強調すればあまりにも酷いことがその人種にだけ起きたことになります。
問題は、他人を他人としてしまう考え方が問題であり、私の延長として見れなかった歴史や環境などがあったことを理解することが重要なのではと思います。
私の先生は一即一切をよく強調されます。
一即一切とは、「One For All、All For One」 ことを意味します。
互いに支え合い、助け合っていることをいいます。
本当に暗黒の歴史を見直さなければいけませんよね。
アメリカもあまり歴史を学校で教えませんが、キリスト教の暗黒の歴史の部分もあるからなのでしょうか?
そして、植民地化の問題ですが、日本が韓国を植民地化したとか南京で虐殺が起きたとか歴史の教科書に載っていますが、もう多くの人々が知っているように朝鮮半島は統治であり、植民地化ではありません。
それも伊藤博文は合併することを嫌がっていましたが、仕方なくその様になってしまったようです。
従軍慰安婦の証拠は今でもありません。
南京大虐殺の証拠もありません。
南京虐殺の写真はむしろ中国人が日本人にした虐殺の写真をプロパガンダにして使ったり、合成したりしています。
コンゴの子供たちのような写真はありません。
私たちって考えることを停止していますよね。
もしくは、同調圧力で何も言えない状態です。
本当に歴史を知らなければ、真実が見えないですよね。
また、真実を理解したうえでより正しい方向に向かって行かなければいけませんよね。
武漢ウィルスの後も、どの様な災害がくるかも分かりませんからね。
これから自己責任の時代ですから、皆さん考えて、行動して、結果を出していきましょうね。