皆さん、こんにちは
お元気ですか?
今日は久しぶりにロサンゼルスにきました。
この武漢ウィルスがありましたので、恐らく最後に来たのが去年のクリスマスです。
来月には子供が生まれるし、今まで妻も私も物凄く忙しかったのでちょっと息抜きをしたく、ビーチでも見に行きたいと思い突如ロサンゼルスにある妻の実家へと行くことにしました。
車で4時間半くらいです。
普段ならば土曜日にラスベガスとロサンゼルス間を移動すれば、交通渋滞に巻き込まれるのですが全くスムーズに来ることができました。
カリフォルニア州に入るとやはりまだ山火事が続いています。
実際、フリーウェイから山火事を見ることができました。
2か所はまだ燃えていて、1か所は鎮火した後でした。
煙が黒だとまだ燃えているし、白だと鎮火した後なので遠くからでも良く分かります。
取り合えず車で移動することができるので助かります。
先日にニューメキシコ州から来た人と話す機会がありました。
ニューメキシコ州はアリゾナ州の東隣にあり、ラスベガスからニューメキシコ州の最大都市アルバカーキまでは車で約8時間くらいだと思います。
そんなに遠くはないのですが、田舎の州なので用事がないと行かない州なのでちょっと遠く感じます。
その彼に「ニューメキシコ州ではマスクをつけてないと罰金って本当ですか?」と聞くと。「本当だよ。」と答えてくれました。
アメリカは50州あるので、アメリカには50通りの個性的な文化や伝統そして行政をもっています。
同じアメリカでも州ごとに違います。
そして、「ナバホの人達はアルバカーキに来ることさえもできないよ。ネイティブ・アメリカン(インディアン)は感染率が高いので自粛しないといけないんだ。」と言っていました。
ナバホとネイティブ・アメリカン(インディアン)のナバホ族の事です。
インディアンの居住区には税金がかかりませんが、水道もまだ引かれていないし貧しい村々を形成して大家族で暮らしています。
ちょっと悲惨な感じです。
本当に武漢ウィルスが早く治まってもらいたいものです。
武漢ウィルスによりいろいろな社会現象が巻き起こっている中、現在少し話題なっているのがハリウッドです。
BBCニュースのポッドキャストを聞いていると、ディズニー映画の「実写版ムーラン」について話をしていました。
BBCニュースはイギリスのニュースですから少しずつ中国批判になってきているのが分かります。
余談ですが、海外のニュースでは安倍総理の辞任に対するニュースもたくさんあり、これからの日米間を心配するニュースも多いです。
ところで、中国の資本がかなりハリウッドに流れています。
もうハリウッドは中国無しで生きていけないのではとの事です。
実際は映画館がまだ閉まっているので「実写版ムーラン」の上映が延期されてきましたが、ようやくネットフリックスの様なオンライン映画サイトのディズニープラスで30ドルを払えば何回でも「実写版ムーラン」を観れることになったようです。
このハリウッドと中国資本の蜜月関係を調べればたくさん出てきます。
私は映画好きなのでこの事は私にとって一大事です。
この蜜月関係の一番問題になっているのは検閲制度です。
映画を作るために、書き上げたスクリプト(映画の内容)をまずアメリカで検閲します。
そして、その後中国で検閲し、それが通過した後に映画を製作するようになっているのです。
ですから、中国共産党が聞きたい内容がハリウッドで制作される映画になっていくのです。
中国共産党が聞きたいことは何でしょうか?
現在では国際世論は中国は香港などによって人権の無い国、酷い国であるイメージが出ているので中国は世界のために貢献している国や素晴らしい文化を保持する国として見せたいのでしょう。
中国共産党の検閲制度で一番彼らが嫌う内容に3つのTがあるそうです。
1.Tiananmen 2.Taiwan 3.Tibet の3つのTです。
最初のTiananmenは天安門事件の天安です。
ここでは冷戦終戦が近づく際に中国で自由な中国を求める学生運動が起きました。
しかし、中国共産党がそれを武力で鎮圧した大事件です。
何千万人の方が犠牲になりました。
私もその頃はまだ子供だったのですが、ものすごくショックでした。
戦車でひき殺された学生の映像は脳裏にまだ残っています。
もちろん、二つ目は台湾が国として認められることは嫌います。
有名な俳優のトム・クルーズがトップガン2の映画を製作していますが、彼の着る空軍の制服にアメリカ同盟国としての日本や台湾の国旗が無いことは大きな話題になりました。
中国の圧力です。
そして、3つ目はチベットです。
これは人権弾圧です。
チベット仏教のダライ・ラマを支援する有名俳優のリチャード・ギアがハリウッドから干されたことは有名です。
そしてディズニー映画の「ドクター・ストレンジ」の最初のスクリプトでは、本来ならばチベット老子がでてくるはずなのですが、検閲に引っかかりその老子の立場を白人の女性が演じることになりました。
この様に様々なところで中国のプロパガンダが絡んでいます。
これはソフトな共産革命です。
文化破壊共産革命とは違い、徐々に人々を洗脳していくのです。
中国共産党の発展は世界のためにあることを国際世論として作り上げたいのでしょう。
プロパガンダがものすごいです。
なぜ、ハリウッドがこの様な中国共産党の手先になってしまうのでしょうか?
中国での映画の興行収益は世界でアメリカに次ぐ第二位なのです。
中国の興行収益が86億ドルでアメリカの興行収益は110億ドルです。
もうすぐアメリカを抜くとさえ言われています。
つまり、中国で売れるような映画を作れば、簡単に約2倍の売り上げが作れるということです。
それに加えアメリカの映画館も中国資本に買収されています。
もっとも有名なAMCシアターは2012年に中国のワンダ・グループ(万達集団)に26億ドルで買収されました。
このAMCシアターはアメリカの沢山ある映画館の5分の1を占めています。
検閲権も上映権も中国が握っているのです。
そう言えば、最近はこの武漢ウィルスでシルク・ドゥ・ソレイユ(ラスベガスで多くアクロバティックショーを披露するグループ)も買収されました。
着々と中国の100年計画が実行されています。
マネートラップやハニートラップに引っかかる人は政治家だけではありませんね。
私がこの事に気付いたのは2001年に上映された「パールハーバー」を見た時からでした。
アメリカが受けた真珠湾攻撃を題材にした映画です。
この映画は「映画トランスフォーマー」で有名なマイケル・ベイ監督や有名俳優のベン・アフレックなどで制作されました。
この映画「パールハーバー」では、日本軍の零戦がパールハーバーを攻撃する際にハワイに住む民間人なども含めて無差別に攻撃した残虐非道の行為として描かれています。
実際にはその様なことをした史実はありません。
何年か前にも参議院議員の青山繁晴氏がまだジャーナリストだった時に、その当時に真珠湾攻撃を受けたアメリカ兵にインタビューをしています。
そのアメリカ兵はもうお爺さんでしたが、日本軍のその様な実はなかったことを証言していました。
さまざまな史実があります。
この様にプロパガンダを映画を通して少しずつ常識化していくのが中国共産党の戦術です。
サラミ戦法とも言います。
本当に危険ですよね。
中国共産党も歴史を研究し、ソ連が崩壊したときと同じ道を辿ることを避けようとしています。
80年は独裁政権は持たないのが歴その証明です。
その為にソ連が失敗した自治区制度を止め、すべての自治区を強制的に中国人化させようとしています。
香港に続き、内モンゴルで大きな問題を巻き起こしています。
アメリカでもANTIFA(アンティファ)を使い、左翼暴力革命を起こし歴史の観点を変えさせようとしています。
これも中国資本が入っています。
アメリカを本当に愛する人々は歴史的人物の銅像を破壊することは許しません。
どの様な歴史であったとしても、良いアメリカや悪いアメリカ全てを愛します。
人間だって長所と短所があり、その人間が愛し合う努力をするのですからね。
これらを総合して哲学的に考えると愛が勝つか資本が勝つかの歴史的な戦いになっていますよね。
その最前線に利用されているのがメディアです。
映画や音楽なども含めたものです。
情報により、自己愛を失い、利他的愛も失い、愛国心も失い、作られた理想を求めるグローバリストになってしまうかは自己責任です。
ネットの時代ですから、あらゆる出来事をどの様に解釈するかは自己責任です。
どの様にだって解釈はできるものですから。
ですから自尊心って本当に大切ですよね。
それは親から愛されたり、周囲から愛されないと分からないことなのかもしれません。
自分から自分を愛することって結構難しかったりしますよね。
むしろ、自分自身を嫌うことの方が多いです。
子供だって友達と比較できますからね。
本当に心情を育てる事が大切な時代なりました。
壊れやすい心ですから、強くなるまでしっかりと育てたいし、育ててあげたいものです。
また、そのような環境や教育も必要ですよね。