皆さん、こんにちは
お元気ですか?
11月3日の米国大統領選が終わり、結果を待っている状態がずっと続いていました。
今日は11月7日です。
なかなかこの結果についてブログを書きたかったのですがなかなか書くことができませんでした。
なぜなら、ちょっと気が重かったからです。
それに激戦州の ペンシルベニア州、ジョージア州、アリゾナ州、ネバダ州、ノースカロライナ州でずっと結果待ちに状態でした。
ネバダ州の結果がこの大統領選の結果に大きく左右することを知り、私が投票したトランプ大統領に対しての1票が何とか生かされて逆転勝利を願っていましたがそうなることはありませんでした。
今の時点でバイデン氏が273選挙人とトランプ大統領の213選挙人でバイデン大統領の誕生になっています。
皆さんもご存知の通り、270選挙人を取って過半数を獲得すれば大統領になることができます。
ですので、50州の中でもスイングステイトと呼ばれる民主党にも共和党にも変わる可能性のある州がとても重要になります。
ネバダ州もその一つですが、他にもテキサス州、フロリダ州、ペンシルベニア州や五大湖周辺の州など約10州がそのスイングステイトです。
11月3日の投票日までの最後の週末にトランプ大統領はネバダ州に来ると思っていました。
しかし、アリゾナ州の小さな街々を訪れていました。
その時は少しどうしたのかなぁと思った程度で、すぐに気にならなくなってしまいました。
しかし、この選挙結果を見て思うところはアリゾナ州は共和党の牙城の一つであったのがそれが覆されそうな情報が入ったのでしょう。
トランプ大統領が落とすことのできないアリゾナ州に行ったのだと思いました。
そして、アリゾナ州を落としてしまった結果を聞いてすぐに思ったことは、最近亡くなられた共和党の重鎮であるマケイン氏とかなり罵りあっていたし、亡くなった後もマケイン氏の家庭とケンカしたからなぁと思いました。
アメリカは州ごとが国と同じで愛国心と愛州心という地元愛がかなり強いのです。
不正もあるかもしれませんが、この様な事も影響していることは間違いありません。
さぁ、これからどうなっていくのでしょうか?
バイデン大統領の誕生になりました。
これが、民主党の勝利なのでしょうか?
それとも、誰かの勝利なのでしょうか?
これから最高裁を巻き込んだ法廷闘争になっていきます。
トランプ陣営は元ニューヨーク市長でトランプ氏の個人弁護士のジュリアーニ氏が責任者として戦っていきます。
しかし、結果が覆されるのかはまだだれにも分かりません。
アメリカの多くの報道では不正が行われた具体的な証拠は十分ではないとされています。
今回、私もネバダ州のクラーク群で投票しました。
投票する用紙は郵送で送られてきます。
昔、大学入試試験で行ったマークシート形式みたいな感じです。
選択するのは大統領だけではありません。
上院、下院から多くの裁判官を選ばなければいけません。
この二枚を用紙に書かれている全員の候補者をしっかりと選択するのはかなり時間がかかります。
もし、不正が行われているとすればかなり入念に準備をしなければいけません。
封筒が捨てられている動画を見ましたが、外からではだれに投票しているかは全く分からないのは当然ですが、不正を行うにはかなりの人数と時間を費やすか、大雑把に地区や日付でどちらの候補に投票したかを予想し判断するくらいしかありません。
しかし、不正選挙って今回が初めてではありません。
一番衝撃だったのはあのケネディー大統領も不正をして当選したことを知ったときでした。
1960年に起こったことですが、以前からこの様な事があります。
また、最近では2017年のメジャーリーグの決勝戦でロサンゼルス・ドジャーズとヒューストン・アストロズが戦いました。
その時は、確かダルビッシュ選手と前田選手がいたので見ていました。
しかし、あのドジャーズの頼みの綱であったダルビッシュ選手も最初から面白いように打たれて結局アストロズの優勝でした。
その後、判明したことがありました。
それはアストロズがドジャーズのサインを盗んでいたことでした。
サインを盗んだ人々は処分されましたが、アストロズの優勝は返上されませんでした。
卑怯な手でも勝てば官軍負ければ賊軍な雰囲気があります。
多分この点においては日本とアメリカの善悪のギャップがあるのではないかと思います。
アメリカは良い点では大らかですが、大雑把であまり結果にこだわりすぎません。
しかし、これを悪く見てしまうといい加減で、デタラメ、信用ができないなどとなってしまいます。
これがアメリカです。
この数日間に何人かの人々話す機会がありました。
トランプ支持者は、裁判でこの結果を覆すことに対して熱が凄いです。
民主党の悪口が絶えません。
また、反トランプ支持者は、トランプ氏の往生際の悪さを酷評します。
何でそんなに立場に執着するのかと批判します。
世論はどんどんと分断され、裂け目が深く深くなっていっているかのようです。
ここで私の個人的な意見ですが、この選挙の本当の勝者はブラック・ライヴス・マターを指導しているような共産主義者や左翼の人々、そして中国や北朝鮮、様々なアメリカを弱体化させようとする国々から送られてきた工作員たちの様な気がします。
分断して征服です。
Divide and Conquorです。
この選挙の結果はバイデン氏が言うような統一ではなく、分断であり、それを喜ぶ共産主義者たちではないかと思います。
日本のメディアや評論家の人々も私が一番勝ち馬を言い当てたと言いたかったかのようにそれぞれの見解を示しています。
ちょっと冷静になってこの結果から将来を見なければいけないですよね。
何か保身ぽくって嫌ですね。
これからアメリカ文化の変化や世論の流れを読み解かなければ、アメリカ的民主主義と同じ道を日本的民主主義が辿っていく結果になるのではと思います。
日本も同じように分断されます。
これが一番最悪な結果です。
私はずっと人権の歴史や思想の歴史に興味を持ち、勉強をしてきたのでアメリカの若い世代の左翼化はよく分かります。
また、左翼と右翼は思想の根本が同じであることも良く分かります。
日本も第二次大戦当時、共産主義者に翻弄され、愛国者が右翼化し国が分断され、軍部と政府が分断され敗戦国となり、戦後のGHQによる教育で日本もどんどんおかしい方向性に向かって走っています。
国民の声である消費税減税がどうしてこんなにも難しいのかを考えれば分かりますよね。
臆病な日本になってしまいました。
変化することに臆病になり、アメリカに変化させられることを委ね、日本人で独立して何かしようとすれば一番足を引っ張る人が身近な日本人な場合も多いです。
これから本当にバイデン大統領になれば、中国の脅威はますます酷くなってくるかもしれませんから、誰が本当の敵かを見定めないといけないですよね。
本当に世界が恐ろしい勢いで動いています。
私たち個人個人が精神的にも独立した立場でいろいろ考えて、立場を越えて一つになれるような社会を築いていくしか変化していく時代に準備しきれませんよね。
本当に個人の人間力を育てていかなければと思います。
アメリカはこれからもっと昭和の人々が抱いていたアメリカンドリームがあり、自由とプライドの象徴だったイメージから変化していくのではと思います。
日本人同士でのネットワークで絆をいつも深めていきたいですよね。
多分、この選挙から学ばないといけないことの一つは「団結」ですよね。
これはなかなか難しいです。
私も含めてそうですが、相手を批判して自らの正当性を主張してしまう癖ってアメリカに何年も住んでいると自然とついてしまいます。
そして、またその中で生活すると相手を受け入れてあげることが気持ち的に疲れてしまって分かっていてもできなくなってしまいます。
瞑想をもっと上達させなければと思います。