ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

ベジブロス・・・続かなかった食習慣

小さな習慣

新しいことを始めて、挫折せずに習慣になったものとそうではないもの。
その違いはなんだろう。熱量?労力?達成感?

 

ヨガに通い始めて14年、なんとか続いているが、これも通っているからこそで、家ヨガはDVDを見ながら張り切ってやっていた時期がすぎ、今はやったりやらなかったり・・サボっている日のほうが多い。マットを取り出して敷く、着替えるなど、このちょっとしたことが意外とハードルが高くて、、、。終わった時の爽快感や達成感は得られるんだけど。

 

「小さな習慣」(スティーヴン・ガイズ)によれば、「小さな習慣とは『小さすぎて失敗すらできない』ことを、毎日必ず実行するちょっとしたポジティブ行動」だそうだ。習慣になるコツは、「ばかばかしいほど小さなステップ」を踏むこと。例えば、腹筋10回ではなくて、腹筋1回 (自分で笑えるくらい小さめに設定する)
いきなり大きな変化に直面すると脳がびっくりして飛び上がり、すぐ楽な元の日常に戻ってしまうからだという。

 

私も「毎日ヨガ10分」などという曖昧な目標ではなく、ばかばかしいほど小さな「太陽礼拝1回」にしたら、着替えなくてもできるのでなんとか続いている。

 

ただし、著者の意図はそこから
「もっとやりたいという気持ちになる」→「本当の習慣に育てていく」
ということのようだ。ずっと腹筋1回などという、ばかばかしいほど小さなことに留まるのではなく、1回から2回へ、いずれ10回へと増やしていくためのステップのようだが。

 

☆食生活に関して習慣になったこと☆

・ベジマヨネーズや豆乳ヨーグルト、甘酒、塩麹などの手作り

習慣になってしまえばなんてことない。煮沸消毒も面倒臭さを感じることもない。同じ容器を繰り返し使えるので、ゴミも出ない。

 

酵素シロップ作り
季節の果物やハーブを砂糖と合わせて発酵させる。1度作ってしまえば1年ぐらいもつので、ドリンク類は全く買わなくなった。料理やスウィーツの甘味として、また酢と合わせてドレッシングも作れて便利。

 

・豆を煮る
小豆や黒豆の煮汁が美味しくて (レシピ本などには茹でこぼすと書いてあるけどもったいない!そのまま飲みます) 小豆茶として飲むようになってから、よく豆を煮るようになった。砂糖を入れずにそのまま煮て、素材として使う。

 

・発芽酵素玄米
これは専用炊飯器がやってくれるので本当に便利。

 

retoriro.hateblo.jp

ただし、あまりに器具頼りだと それがないと作れないということになりかねない。

 

ベジブロス

☆頑張ってはみたけれど、なかなか習慣にならない こと☆

・ベジブロス
一物全体の考え方から、なるべく皮を剥かずに料理するけれど、芯や根などもゴミにせずに全て利用できないかなと始めた。

 

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野菜くずを全て煮てベジブロスを作ります

 最初は張り切って何でもかんでも取っておいて煮ていたけど、なかなか習慣にはならなくて、気が向いた時だけ作っている。理由は、

・意外と嵩が減らない。漉して使うけど漉した後の残りが多い。
・漉すのも手間だし、できたブイヨンを別の容器に移して保管しなければならないのも手間。
・農薬の問題。果物などの皮を使いたいときは農薬落としを使っているけれど、すべての野菜にはなかなか使えないし、いつもいつも無農薬を買えるわけでもない。

 

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・人参ジュース、野菜ジュースを作ったあとの搾りかすを利用すること
始めはもったいないから、人参やリンゴの搾りかすを取っておいてカレーに入れたりしたけど、こちらも溜まる一方で、気が付いたら冷凍が増えて利用しないまま。

 

料理は毎日のことだから、無理なく気持ちよくサイクルが回っていくのが いいと思う。続かなかったことには何かしら原因があるのだろう。それでも完全にやめたくないのなら、ばかばかしいぐらい、自分で笑ってしまうぐらいの小さなステップから再度挑戦してみようか。まずは人参のへたをひとつ煮る。それってベジブロスって言えるのかな?