皆さんは、正直食べたくないものをいただいた時、どうしていますか?
もらっておいて、なんと礼儀知らずな、ぜいたくな悩み、不遜、と言われてしまえばそれまでですが、、、、。
うちには今、夏にもらった " つぶら〇〇ボス " が17本残っています。(30本入り)病気見舞いのお返しとして届いた物です。先方はおそらく、夏だし何かさわやかな飲み物がいいと思ってわざわざ選んで送ってくださったのだと思います。
でもねぇ、、。果汁10%だし、ほとんど砂糖水、、、ってよく見ると、スクラロースという人工甘味料が入っている。調べてみたら、なんと砂糖の600倍の甘さ!そして安全だという人たちと、危険だ、副作用があると警告する人たちとさまざまな意見がある。ひとつはっきり言えることは、「人工甘味料なので、自然界にあるものではなく、人の手が加えられてはじめて生まれる成分」ということだ。ああマーガリンと同じね。人工的に作ったという点は。
うーん、正直飲みたくない。いただいておいて申し訳ないけど、、、。結局ガスの修理で来た職人さんや、植木屋さんたちに「ご苦労様でした」と少しずつあげて、半分くらいはようやくなくなった。でも実際これもひどい話だ。体に悪そうだから自分では飲みたくない物を、他人には平気であげているのだから。おじさんたちおいしい、おいしいと喜んでくれたけど。
何年か前の話。夫が出張中に夫宛に発泡スチロールで宅配便が届いた。「生もの」とある。何だろうと開けてみると、中に木箱が入っている。そして蓋を開けたら、
ぎゃあ~~~
と自分でもびっくりするような声が出た。なんとおがくずの中で何やら蠢いている。活きた車エビが30尾!!!「本日中に召し上がらない場合は水をはったタッパに入れて冷凍してください」とのこと。
勇気を出して、取り合えず流しに運び、暴れるエビちゃんたちを一尾ずつ大きいタッパに押し込めて、なんとか上から蓋をして冷凍庫へ。やっと終わったと、もうぐったりとへたり込みながらもおがくずを片付けようとしたら、なんと入れ損ねたエビちゃんがまだ流しで飛び跳ねているではないか・・・。勘弁してよ~~~😢
血の滴るような分厚いお肉が送られてきたり、、、。バター・牛乳・卵たっぷりのクッキーなんてしょっちゅういただく。皆さんよかれと思ってわざわざ送ってくださるのに、素直に喜べなくてごめんなさい。
この前、ある有名人がブログで発言してましたよね。
食事会で料理を取り分ける人の存在が憎くて仕方ありません。取り分けてもらった以上は食べなきゃいけない(という無言の圧力がある)し、「いらなかったら断ればいいじゃん」と言われるのですが、なぜそもそも存在しなかった「断る」という精神的重労働を一つ増やすのでしょうか。
結構共感する声が多かったようです。皆さん食べたくないものを勧められて困った経験があるんですね。
ぶれることなく正直に生きたいと常に思いながら、まだまだ人間が未熟でどうしていいかわかりません。「お気持ちだけいただきます」と丁重に、かつ毅然とした態度でお断りする。相手の気持ちを傷つけず、かつ自分はこういう人間なので、とサバサバ感を出してわかってもらう。そんな技がいつの日か身につけばいいのですが。