6月3日

呼吸とトレーニングの関係について

 

 

トレーナーがよく

 

「呼吸を止めないでいきましょう!」

 

と声をかけているのを耳にすると思いますが、

なぜ呼吸を止めない方が良いのでしょうか。

 

一瞬のパワーを出すためには

 

“フッ”

っと、呼吸を止めた方が

力が入るかと思います。

 

 

では、なぜ呼吸を止めない方が良いかと言うと

簡単に説明すると・・・

 

吸うと、筋肉が縮む

吐くと、筋肉が緩む

 

からです。

 

詳しく説明すると

 

自律神経(内臓の働きを調整してくれる)ののうち、

吸うときは交感神経

吐くときは副交感神経

優位になる

 

交感神経が優位だと、筋肉が収縮し、副交感神経が優位だと筋肉が緩みます。

 

ですので、ただ呼吸を止めないというだけではなく、トレーニングやストレッチの動きに合わせて、吸う、吐くを行った方が良いということになります。

 

 

そのために、ストレッチの際には、伸ばす時に吐く、が基本になります。

 

ちなみに、腹式呼吸は、体内に取り込める酸素の量が多くなるので、ストレッチに適していると言われています。

 

対して、胸式呼吸は、心身をリフレッシュさせてくれる効果が期待できます。

 

 

トレーニング以外にも、呼吸でおすすめなのが

呼吸を吐き切った後に、さらに身体から息を出し切るトレーングです。

 

鼻から目一杯吸った空気を、胸やお腹に一旦ためて

口からゆ〜っくりと吐いていきます。

 

お腹もへこませて、

“もうこれ以上は無理(>_<)” 

というところまで吐き切ったら、そのままの状態で、さらに10回、

「フッ・フッ・フッ・・・」

と全身にある空気を押し出すイメージで吐き切ります。

 

横隔膜が鍛えられ、腹筋周りのインナーマッスルにも効かせることができます。

 

忙しい毎日の中で、ご自分の呼吸を耳でじっくりと感じる時間は、意識しなければ中々取れないかと思います。

 

自分の内側を感じる、という意味においても、呼吸はとても大切だと思います。

 

トレーニングの際の呼吸・・・

少し意識してみて下さい。

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