こんにちは、TRYです。
本日のお題は
『 不足不満 』
です。
私達の日常生活において、物事や人に対して不足不満を感じていることは案外多いようです。
物事がうまくいかない時に、それが自分ではなく外部の要因が加わっていた場合は、ついつい外部要因に全ての不満を押し付けてしまいがちです。
しかしその外部要因は必ずしも全てにおいて「悪」というものではありません。
例えば、自分が、今日は雨のために仕事がはかどらないと不満に思っている時、
一方では同じ雨を待ちに待った恵の雨として喜んでいる人もいるでしょう。
また、自分には不満に思える人であっても、他の人にとっては『好ましい人』の場合もあります。
このように私たちは、ともすると自分の立場や感情だけから見た、自己中心的な考えをもって物事を押し測ろうとするために、不足不満の念が生じることがあると気付かねばなりません。
不足不満のあるときは、実は自分が自己中心的な考えにとらわれている状態になっているのでは、と振り返ることはとても大切な事だと思います。
不足不満は飢餓の心。
不足不満は感謝が足りぬ。
そのような言葉を目にしました。
中々、手厳しい言葉ですが、不満が生じた際には一度冷静に振り返ってこそ、人の真価や物事の是非を見極めることができるのではないかと思います。
結局は不足不満を持ち続けても、良いことがないという所に行きつくわけですが。
私もそうですが、自身の心をコントロールする事ほど難しい事はないと感じています。
それでも、ただ不足不満を持ち続け悪循環に陥るよりは、それを解消する方法を見つけ出すことに主眼を置けるようになりたい。
これは自分の心を鍛える、ある意味チャンスだととらえることが出来ます。
聖人君子を目指す訳ではありませんが、改めて戒めというものを感じた次第です。
【本日の名言】
↓
↓
Defeat? I do not recognize the meaning of the word.
(敗北? 私はその言葉の意味を存じ上げません)
− マーガレット・サッチャー / 英国初の女性首相、通称 鉄の女 -
↑
↑
通称 鉄の女。(私はこの表現はあまり好きではありませんが
何事も物事を遂行するには意思の強さが必ず必要となります。
評価が極端に二分される人物で、
イギリス経済を復活をさせた女傑という評価と、一方で失業率を上げ、地方経済を圧迫した強硬的な人物と言われることもあります。
しかしこの批判は彼女が「成し遂げた」から下されたものです。
その一部にはサッチャリズムという彼女の言葉を冠した経済政策も含まれます。
在任当時から死後の現在に至るまで、彼女についての批判はまだ続いています。
しかし彼女はしっかりと政策を成し遂げました。(私はそう思っています
批判に臆することなく、自分の正しいと思ったことにひた向きに突き進む意思の力は、彼女をイギリスの一時代を担った時代に名を残す人物にしたのではないでしょうか。
敗北という言葉を知らない。
その言葉に秘められた彼女の本当の意味はなんだったのか。
言葉の意味と時代に思いを馳せつつ。
【本日のワンポイントEnglish】
↓
↓
I assure you that I will resolve the issue as soon as possible.
(問題を出来る限り早く解決することを保証します)
↑
↑
問題などが起きた時に解決を約束する際や、取引相手にビジネスを保証する時など”Promise”(約束する)という言葉を使いがちですが、”assure”(保証する)という単語を使うと良いでしょう。
また、問題が起きた時は”problem”を多用しますが、この言葉は馴染みの通り、ネガティブな印象を相手に伝えます。
その為、ビジネスの場では少しでもネガティブな表現を和らげるために”issue”を使う事が役立ちます。
“resolve”もまた”fix”よりも正式な修正という意味を持ちますので覚えておくと良いでしょう。
また今回はas soon as possible”(出来るだけ早く)という言葉を付け加えました。
ビジネス英語では問題が起きた時に瞬時に取り組むことを伝える事が大切ですから、このニュアンスを自然と使えるようになるとさらに良いステップアップになります。