今回は「睡眠検定3級」について解説します。

3級は500円/回で何回でも受験可能です。

試験問題は〇×式30問の睡眠の科学的基礎レベル。「医療・看護・介護のための睡眠検定ハンドブック」の第1章睡眠の科学的基礎分野から出題されます。

私は自身の不眠対策の参考にしたいという考えもあり、ハンドブックをJSES(日本睡眠教育機構)のHPから購入して、試験勉強をしました。

ハンドブックの内容は、200ページ程度の睡眠に関する科学的基礎、睡眠知識の応用と指導、睡眠障害と予防について詳しく書かれており、試験対策以外にも不眠予防や対策として大いに役立つものです。

目次は、以下のとおりです。

はじめに

第1章 睡眠の科学的基礎

総論

睡眠の基礎知識

第2章 睡眠知識の応用と指導

睡眠知識の応用

睡眠相談

看護・介護と睡眠

健やかな眠りのために

第3章 睡眠障害とその予防

主な睡眠障害

高齢者の睡眠障害

睡眠薬の効用と注意点

入門ハンドブックとは違い、科学的専門知識や予防医学的な内容が盛りだくさんの参考書といった感じです。

3級は試験時間15分間で、30問中24問以上正解しないと合格できません。

私は入門編の試験結果がギリギリラインであったことを教訓に、ハンドブックの第1章各項目を丹念に読み、試験に出そうだなと思われるキーワードにマーキングをしながら暗記を試みました。

日曜日の午後に試験勉強を開始し、夕方に本番試験に臨むことになりましたので、合格の暁には自分へのご褒美としてビール🍺で乾杯🍻!?と意気込んでいましたが・・・

試験開始ボタンを押して序盤の数問は楽勝で解答できました。

しかし、中盤に差しかかると、ん?こんなことハンドブックに書いてあったっけ?あれ?どっちだったっけ?と戸惑う問題が!

次第に、表示されているタイマーが気になりだします・・・まだ時間は十分にあると言い聞かせながら後半の問題に挑みました。

見直しの時間が十分にあったので引き返そうとしたところ、オペレーションがわからない!

あれ?これ見直しできないの?

というわけで、もっとじっくり考えて解答すればよかった・・・これが敗因です。残念ながら23問しか正解することができず不合格。🍺はお預けとあいなりました・・・

楽しみにしていた日曜の夜は、家族に慰められながら不貞寝という塩梅です。

翌日帰宅後、再度ハンドブックを読み返し、あやふやな知識を再確認してリトライしたところ、今度は26問正解で合格。名前入りの合格証書がダウンロードできました!

うろ覚えの知識で〇×どちらか迷う問題もありましたので試験対策としては、やはり入門編同様「睡眠健康大学のコラム」にも目を通しておく方がベターです。

睡眠健康大学や検定試験(ハンドブック購入方法も含む)についてのガイダンスが記載されていますので、興味を持っていただいた方はJSES(日本睡眠教育機構)のHPにアクセスしてみて下さい。

次回は2級挑戦記です!

<JSES 日本睡眠教育機構HP>