カナダでATになろう

このブログはカナダでCertified Athletic Therapist として働く者による留学情報を綴ったものです。

このご時世だからとことん暗い話しようぜ。人生で Uncertainty で苦しい時期

どうも前田です。

つい先日 Modalities の授業のオンライン期末テストが終わりまして、ちょっとフニャけてる今日この頃です。まだあと一つあるんで気抜いちゃいけないんですが、自分の悪いところですね(笑)。前半主義で行きたいところです。

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さて、今回の話題は自分の人生で Uncertainty だった時期のお話をしようかと。多分ブログ初期に書いたかもしれませんが、今回この話題を最近友達としたので投稿しようと思いました。Uncertainty というのはグーグル翻訳で「不確実な状態」という意味でして、まさに今が世界的のその状態だと思うのですが、前田的には今の状態はまだ Uncertainty  とは言えないなと思います。

 

 

jin-athletic-thrapist-at-wpg-ca.hatenablog.jp

 

今は前田にとってUncertaintyではない

なぜなら今の前田は非常に恵まれたことに確実なことがいくつかあるからです。

  • 秋に冬学期の Modalities & Practicum 3 の実技試験を行って正式にATプログラム修了
  • 卒業自体は書類に INCOMPLETE が記載されるものの6月にできる
  • 卒業式は10月の予定
  • コロナ収束後面接してくれるといってくれた企業が複数ある
  • 住む場所もあるし、貯金もそこそこやってきた

前田の人生で一番のUncertaintyな時期

日本の大学3年の冬から大学4年の春

ここでピンと来る人も多いと思います、そう就活解禁です。その解禁の前に自分の進路を留学か、一般就職かと決めなくてはいけません。ここでかなり悩み苦しみました。そしてこの時期にTOEFL英語の勉強を腹くくって始めて結果大きな挫折を味わいました。この時期はTOEFL英語の勉強の超絶なプレッシャー生活と進路を決めなくてはいけないという焦り、そして第一希望であるカナダ留学が不可能ではないかという展望で毎日頭がいっぱいいっぱいで、メンタル的にはかなり消耗してました。何度も親に「俺の人生わかんねーよ」と八つ当たりの電話をしたこともあるくらい。向こうはただの仕送りの相談しに電話しただけなのに。

留学が不可能だと思った要因は2つ。そしてこれが留学に必要不可欠。英語力とお金。度々何度もブログで言うようにこれだけなんです、留学に必要なのは。留学情報?俺のブログ読んで俺にコンタクト取ればいいじゃん。と雑に言ってはみますが、でも本当に金と英語力。もっと言うと、英語力も結局は努力出来ないなら金で補うことになります。現地の語学学校行くなり、日本の塾に行くなり。

自分の場合はTOEFL iBTの80  があがいても中々届かなそうなので苦しみました。こういう能力検定は受験のように相対的な競争ではなく、絶対的な過去の自分との闘いなので、よりしんどいです。希望コアを取るまでは全て失敗なんです。この大変さを知るのはやった人だけだと自分は思います。その終わりのなさからくるメンタルストレスエグかったです。

次にお金。どう工面しようか?もうはっきりというならどう親によかろうと言ってもらうか。それにかかってました。ちなみに親からは大学2年から遠回しに何度も留学は許さんと言われてました。ってかそんなお金うちにはないから諦めろと面と向かって言われたことも複数回言われました。ここからどのように説得するか、これも本当に悩みの種でした。

んで、ここが大事。就活解禁となった時には自分は自己分析等何もしていないのでいまさら就活で勝ち抜くのは不可能になりました。つまり、留学しなければ全てが手遅れな状況で留学できる可能性が低い見通しだったのです。いわばニートの幹部候補生でした。あらゆる状況を経験してもあの時の「俺の人生本当にどうなるんだろう」という Uncertainty から生まれたあの絶望感というかどーんと頭の中にある重力感以上のひどい精神状態はありません。

自分は経験上ストレスを中長期的に感じ続けると胃が重くなってくるんです。まさにこの時期の重みは凄かったです。今でも当時の日記を見ると胸が痛いです。

方向性があるかないか

ここで一番最初のUncertaintyではないという主張に戻ります。上の箇条書きの中にあえて言うまでもなく大前提にあるものがありません。そう、CAT(C)になるという当たり前のことです。これがあるからこそどんなに理不尽な軌道修正を迫られても、自分のメンタル面では Uncertaintyに侵されることはありません。ブログ読んでこられた方はもしかしなくても 2018 FALL の First Responder でかなりメンタルやられてなかった?と感じた方いると思います。たしかにあれもすごいストレスでしたが、意外と救済措置があったりしましたし、何より最悪再履修で卒業が少し遅れるだけです。全て終えた今だから言えることですが、、、。

今の自分はCAT(C)になる道筋がある程度はっきり見えているので、そこに至る道程に色々と困難の連続がずーーーーっと起こってはいますが、あまり深く苦しむことがありません。やることが明確化しています。

方向性が定まっているかどうかでこうも気の持ちようは変わるのかと今実感してます。

これを読んでる人で Uncertainty に苦しんでいる方へ

日本において春は変化の時期であり、多くの決断を迫られる時期だと思います。今、未来のビジョンが全く見えないという方は、候補の選択肢の中で一番困難だが可能性に満ちたことやユニークなことを選択した方が良いと思います。特にコロナで人生の方針転換を迫られている人が多い中こういう感じで決めてもいいのかなと思います。

うんちく言うよ

もしかしたらこのコロナ危機を機会に日本人のキャリア観が変わるんじゃないかという期待を自分はしています。みんなそれぞれが自分のキャリアに対して自発的なアイデアを持ち始めるような気がするんです。自分がどこかで見た記事には昔のアメリカ発の世界恐慌の時今も名を残す大企業の創業者達が若年者として過ごし、その結果恐慌後一気に大富豪が増えたという実例があるみたいです。悪く言えばこの時期の過ごし方で今よりも格差が広まる、良くいえばこの時期に考えをまとめアイデアを育てることでこの危機が収束した後に一気にキャリアを高める可能性があるということです。

難しいよね。

留学の準備をしている方がもしこれを見てたら、ぜひ現状に失望はしてもいいので、歩みを止めないでください。英語力等来たるべき時に向けてできることはあるはずです。あとこれは自分が人に言われてハッとしたのですが、Uncertainty の中にいるとどうしても一番ぱっと見の条件が良いか楽な選択肢に安易に惹かれがちですが、そういう時に0から積み上げる選択肢も悪くないですよ。こういう時に地に足を付けることを優先できる人間に成長したいなと自分は思いました。今は何においてもスピード優先の時代です。ただ、それは自分に基礎があった上での話なのでやはりUncertain な時にも基礎固めからする必要はあると思います。短い目で効果や結果を期待しがちな今の現代が見落としていることかと。

自分の場合はいっそボランティアポジションから夢の仕事へつなげようかと思っているところです。インターンですら無くて。気の遠くなるような作業になるとは思いますが長い目で見るとこれもありかなと。「人生〜50年〜」ってもう半分過ぎとるやんけ織田信長

ウィニペグでATのコネを作った自分に他の都市のコネはないと考えてます。

いや、本当に人生お先真っ暗という方

個人的に話聞きますよ、聞くだけ。変な宗教に勧誘もありません。

本当にただただ雑談しました。本来ストレス発散もあってこういう投稿ばっかりしてたので、やっぱり楽しいですね(笑)

ではでは。