携帯基地局のアンテナを屋上に設置させてもらえませんか? | 競売不動産で海外移住

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競売による物件落札で人生が大きく好転、セミリタイアを実現し2013年より家族でのマレーシア移住を開始。競売と日々の生活情報を気ままにアップしていきます!

こんにちは!

「競売大好き」です。

 

私たち家族が競売物件に住み始めて半年位経った頃、ド〇モさんから委託を受けているという業者様から連絡をもらいました。

 

ご所有ビルの屋上に携帯基地局のアンテナを設置させてもらえないでしょうか

 

物件のあるエリアで一部電波が弱いところがあるようで、その改善のためにアンテナを設置したいということでした。

 

以前から携帯基地局に興味を持っていた私はアポイントを取り、業者様とお会いすることにしたのです。

 

私「物件の他にも高い建物が沢山あるのに、なぜうちにいらしたのですか?」

 

業者「電波改善のできる立地の建物を隈なく調査したのですが、分譲マンションですと管理組合で決定が出るまでに時間がかかりますし


他の建物の多くは共有者がいらっしゃるビルでした。


登記を確認しましたらこちらは競売大好きさんがワンオーナーだったため伺った次第です。」

 

ようはワンオーナーの方が決定が早く与しやすいということなのでしょうキョロキョロ

 

聞けば大掛かりな基地局という訳ではなく、屋上に小規模な電源施設と電波を反射させるアンテナを壁面に設置したいということでした。


 

私「せっかく綺麗に塗装したばかりの外壁にアンカーを打つんですか?


重さで建物に影響があるということはないのですか?


落下して通行人に被害を与える可能性は無いですかガーン

 

業者「ご安心ください。建物の構造計算をした上で大丈夫と判断した場合のみ工事に取り掛かります。


計算書を基に改めて安全性についてはご説明します。アンカーについては申し訳ないですが美装に努めますのでお許しください。」

 

私「ネットを検索すると電磁波による健康問題が沢山表示されます。危険性は無いですか?」

 

業者「国が決める電波防護指針の安全基準に則っておりますのでご心配はございません。


しかもあくまで中継局ですので微弱ですし、建物の真下の方が周囲に比べ電波の影響が少ないことが立証されています。


電磁波が危なければ携帯を耳に当て続けている方が、余程宜しくないと思われます。」

 

後日、改めて工事と電磁波の安全性について詳細な説明を受け納得(言いくるめられた?)をした上で契約を締結することにしました。

 

基地局の契約期間は10年、家賃は月額50,000円+消費税で、使用する電気代や設置工事代はキャリア持ちとなります

 

しかしながら、下のような本も出版されており健康被害を気にする入居者様もいらっしゃるはずですので、全面的なお勧めはできません。

 

 

そうした背景を踏まえ、後日キャリアから基地局追加増設の話がありましたが、こちらは断ることにいたしました。

 

ただ不動産経営の観点で見れば、長期安定テナントとしての収益性や売却時の利回り計算に寄与することは間違いありません。

 

新規に楽〇さんも携帯サービスに新規参入されましたし、今後5Gの時代を視野に入れて各キャリアが増設に向けて動き出す可能性もあります。

 

私は偶々先方から逆営業があったため導入に至りましたが、物件の収益アップに自らアプローチするという考え方もあるとは思います。



宜しかったら1番最初の記事からも、見てみてくださいねニコニコ