今日はいわゆる"団子鼻"と言われるお鼻の修正についての紹介です。
大鼻翼軟骨が大きく開いている、鼻尖部皮下の脂肪が厚いことで鼻先が丸く大きく見える"団子鼻"になります。
(特に東洋人は鼻尖部の皮脂腺が発達しているため鼻尖部皮下の脂肪が厚いです)
この団子鼻を修正する方法は、
・輪郭注射
・鼻尖縮小
・鼻尖形成(耳介軟骨移植)
・鼻中隔延長術(septal extension graft)
などがございます。
実際には患者様の状態に合わせて同じ名前でも手術内容が異なります(様々な工夫をしています)が、本日は大枠を説明させていただきますね
鼻の輪郭注射
鼻の脂肪を減らすことで鼻先のラインをスッキリと整える切らない団子鼻の修正です。
脂肪分解、血液やリンパの流れを促進、脂肪を燃料して代謝を促進します。
3回目の施術から1週間程で効果が緩徐に現れます。
手術と比較すると効果はとてもマイルドです...
鼻尖縮小術
左右の大鼻翼軟骨を正中側へ寄せ、縫合し幅を狭めます。
皮下脂肪も一部除去します。
頭側の軟骨部分が大きすぎる場合は、軟骨の一部を切除して形を整えます。
鼻尖形成(耳介軟骨移植)
鼻翼軟骨が小さい方や、より鼻先を高くしたい場合は、鼻翼軟骨間縫合を行なった後に鼻尖部に耳介軟骨を移植(onlay graft)します。
鼻先をシャープにしたい場合は前方に配置。
鼻先を長くしたい場合はやや下方に配置。
"プロテーゼ挿入"で鼻筋と共に鼻先を修正することもあります。
これは主には鼻筋に対する施術ですが、同時に鼻先もやや修正することができます。
鼻中隔延長術
鼻中隔延長手術は鼻中隔軟骨に2枚の耳介軟骨をサンドイッチ状に挟み込み、外側鼻軟骨と大鼻翼軟骨の連結を外して、大鼻翼軟骨の位置そのものを移動し固定します。
それにより、より大きな延長効果があります。
鼻先を高くしたい場合は前方に延長。
鼻先を長くしたい場合はやや下方に延長。
「鼻尖縮小術」、「鼻尖形成術」は鼻腔内のみの切開(IF incision)で行う"クローズ法"で手術します。(外からお傷は見えません)
「鼻中隔延長術」は、鼻腔内切開に加えて経鼻注切開を行う"オープン法"で手術します。
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