道具類メンテナンス清掃

こんにちは!KEN塗装の八木田謙二です。
空き時間に仕事で使う道具のメンテナンスをしています。
コンプレッサーやエアレスのファンカバーを外してホコリを払ってあげますと
前よりもスムーズに通風が良くなり機械も喜びます。

カバーを外せば当然その周囲にも沢山埃が山になっていますので
そちらも清掃をしまして具合の悪くなったところは直します。

↑この写真の中央にあるゴムは

カバーをかけたときにこのゴムでカバーを支え

ファンの吸気口を盤石に確保するためのものです。
(カバーは薄い材質のものなのでたわむのです)
元々はシール材のようなものでくっ付けているのですが
経年でポロリと取れてしまいます。
掃除をしてプライマーを塗りシール材でまた接着させます。

ファンの羽、カバーも掃除してゴム宛シール材が固まれば
また復旧して完了となります。

 

機械類では基本的な事ではありますが

余り詳しくない方のためにご説明いたしますと、
機械類で熱が溜まるものは
冷やすためのファンが付いております。
こういった機械を使用するときの注意点ですが

↑こちらのエアレスで例えると
まず、吹き付ける場所から遠い場所に設置します。
その理由は吹き付けたときの塗料で埃になってしまったものを
吸気口から吸い込んでしまうのを避けるためです。
空中を舞う塗料ミストを機械が吸わない所に設置します。

 

また、元電源から電力を確保する事とアンペア容量は守ること。
万が一、機械が万全に動ける電力がないのに使用してしまうと
モーターが熱を異常に持ってしまい

コンデンサーを焼きつかせてしまうことになります。
(バァス!といった後にシュ〜と煙が上がります)

 

それと、吸気口を塞いでしまうような所に設置してしまうのも

いけません。
ちゃんと空気を取り込める場所に設置します。

併せて、埃が少ない所に設置してあげることです。

周辺に埃が溜まっていたらひと掃除してから動かせば

機械に優しいですね。

 
これらを守れば、機械もだいぶ汚れづらくなりますし

働きやすくなります。

又、しばらく動かさないときは最後に綺麗なシンナーを

ポンプの中へ入れて循環させてあげると

次使うときも滑らかに動いてくれます。


 

因みにカバーは一部錆がでてましたので
錆を落として錆安定剤を塗装しておきました。
↑この薄さだと錆びさせてしまったところを放置しますと穴が開いて
朽ち果ててしまいます。
乾いたら仕上げ塗装を施します。
 

↑このコンプレッサーも部品が届いたら
とりあえずエアフィルターとキャブを交換する予定です。
あちこち部品がガタついてしまっているため
本当はまとめてやってしまいたいのですが

お金を一気にかけられないので…。
このコンプレッサーは現状でも動きますが無理をさせたくありません。
どうすれば100%近くまで能力を引き出しつつ長持ちさせられるか

と考えると、メンテナンスをちゃんとやってあげることしかありません。
そのためにも部分的にコツコツ直していこうと思っております。

 

…と、こんな具合で道具のメンテナンスしております。
道具もそうですが、車や建物もメンテナンスノートを作成して

記録しておくことで状態の確認ができて便利です。
まだの方は是非お試しください。
それではまた!

↑メンテナンスを終えたエアレスの姿です。
ちょっと勇ましい姿になった気がします。(笑)