エンジン式、モーター式、工具の扱い注意点

こんにちは!KEN塗装の八木田謙二です。
今回のネタはエンジン、モーター式コンプレッサー、
電動工具の取り扱い注意点!になります。
こういう道具の扱い、
メンテナンスに慣れていない人向けに
書いていますのでよろしく。(私もそんなには慣れていません)

エンジン式コンプレッサー、洗浄機、100V塗装機等何にでも言える
注意点ですがまず使用する場所が砂、埃がない
清潔なところを選ぶ事が重要です。(極力です)
これらの道具は吸気と排気が必ずセットであります。
砂埃があるということはそれだけエンジン内、モーター内を
汚染させてしまう可能性がありますのでそういった場所で
使用されるならそれなりの対策が必要になります。

因みに点火プラグなどを交換するときに
プラグ周囲に小さい砂利があったとして
プラグを外した際にエンジン内に放り込んでしまうと
エンジン内でその砂利はエンジンが動き出したとき
物凄い圧力でエンジン内部を傷つける凶器に
なるので常に埃を払っておかなければ
ならないという理由が
このあたりからもわかるかと思います。

それからエアーフィルターのエレメントというものを
豆に点検してあげなければなりません。
こちらもエンジンを始動したときに吸気をするのですが、
埃、砂等をこのエレメントがキャッチして
エンジン内部を綺麗に維持しています。
湿式エレメントの場合は交換する際エレメントオイルに
浸してあげなければいけません。
(オイルに浸す事によりエレメントの粘度が高くなり埃をキャッチしてくれます。)

排気がきちんとできる場所に設置しないといけません。
排気口は壁などから2メートルは離します。 
熱くなるので周囲に人、動物が近寄らないように
立ち入れない処置をしましょう。

連続使用は各、機械により違いますので
説明書を読んだりメーカーに問い合わせてください。
エンジンは表側が汚れて見えるのはいくらでも磨いて
綺麗にすることはできますが内部はエンジンを分解しなくてはならないので
(依頼すると高額です。)兎に角、内部にゴミが入らないようにする事が重要です。

これらの機械を使う作業時には燃料、オイル、プラグ、工具一式があると
トラブル時に対応できる場合がありますので
持っていたほうが安心ですね。
それから使い方、運行前点検でオイルの量を確認、
燃料を入れてエンジンをかけますが
いきなり全開は駄目です。
エンジンがあったまる迄、暖機運転をして作業をします。
作業をしない場合の3分以上のアイドリングは止めましょう。
(洗浄機の場合はポンプが傷むようです)作業が終わったら
直ぐにエンジンを止めるのではなく
アイドリングを3分ほどして
エンジンを落ち着かせてからストップしましょう。

しばらく使用しないのであるなら燃料をタンク、
キャブレターから抜き取り空にしてあげます。
ガソリンも経年で腐りますしタンク内の錆びつき発生の抑制になります。
決められている時間、年数でオイルも交換しましょう。
(重要ですし簡単にできますから掃除以外でのメンテナンス入門に打ってつけです)

使用後は水分をよく取り金属部は錆びつき防止を図るため
556などでいいので脂を挿して拭きあげましょう。
こうしておくと次使用するときもスムーズに使えると思います。

スプレーの道具もそうですが、埃、砂等がガン機に入ると詰まりを起こす、
最悪はノズル内を傷つけるので常に清潔に掃除をしなくてはいけません。
以上のようなことを気をつければ機械、工具は
(電動工具も同じ事がいえます。応用できますので)長く使えると思います。
保管するときも直射日光を避け湿気の少ない場所に
シートをかぶせて埃が溜まらないようにすることをお勧めいたします。
それではまた!