メッキ処理された部材、塗装できる状態、例その1

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
今回はメッキ処理されたものに塗装をするとして
どのくらいの状態であれば塗料がくっついてくれるかという
一つの例示を開設しようと思います。

足場を固定するクランプという部材です。
このクランプ、新品はメッキ処理されていて
ピカピカなので塗料は塗ったとしても
弾かれてくっつきません。
錆びさせない為に加工されているのです。

上の画像の物は経年、雨風の影響を受けて
見事に錆びついています。
この状態であれば下地調整をして
適切な塗料を塗ればくっついてくれます。
(何年かすればまた錆がでてきますが…)
上の画像のものはまだまだ綺麗なメッキのため
塗っても弾かれてくっつきません。

一つ例え話があるのですが
亜鉛メッキ処理されたトタン屋根を塗装してと頼まれたとします。
亜鉛メッキが元気であるなら必ず剥がれてしまいます。
どうすればくっついてくれるか?
お酢をかけてメッキを錆びさせるらしいです。
塗料をくっつけるためには元気なメッキをわざわざ錆びさせて
しまわないといけないということです。

KEN塗装の場合は亜鉛メッキの上に塗装されて
塗装がボロボロになってしまっている場合は
再塗装ではなく
トタン葺き替えをお勧めいたします。
後悔はしなくて済むはずだと考えてです。

今回もお付き合いいただきありがとうございます。
次回のブログでお会いしましょう。
それではさようなら!