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【ノイエ銀英伝】なぜジェシカはヤン邸に訪問し、再度訪問しなかったのか?

こんにちは!

 

楽しい銀英伝ライフ過ごしていますか?

 

最近NHKでも放送されている銀英伝ですが、今回9話ノイエ版オリジナル演出である【なぜジェシカがヤン邸に訪問し、その後訪問せずに反戦運動をすることになったのか】を考察したいと思います!

 

 

 

英伝記事はこちらも

 

 

 

art11art.hatenablog.com

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ジェシカはなぜヤン邸に訪問し、再度訪問しなかったのか?

 

 

原作、石黒版ともに登場しない数あるノイエ銀英伝オリジナル演出の一つに9話のジェシカのシーンがあります。

 

 

 

ジェシカ&ラップのシーンはノイエ製作班はかなり丁寧に描いている印象ですが、私は9話のジェシカのシーンが印象的です。

 

以下概要はこちらになります。

 

 

 

    ずぶぬれになりながらヤン邸を訪れるジェシカ。

 

    しかしジェシカを迎えたのはヤンの養子であるユリアンだった。

 

    ジェシカはヤンが不在ということをわかると笑みを浮かべてそのままヤン邸を去るのだった。

 

    

 

    ヤンがそのことを知ったのはテレビに映る反戦運動を行うジェシカを見たときだった。

 

 

概要はこのような形です!

 

全容を見たければぜひNHKEテレで絶賛放送中のノイエ銀英伝を!

 

 

私自身結構ノイエお気に入りシーンのうちの一つなのですが、このシーンには何点か不可解な疑問があるのです。

 

 

  •     なぜジェシカはヤン邸に訪れたのか?
  •     なぜジェシカは再度訪問しなかったのか?

 

の二点になります。

 

 

今回はこのことを書いていきます!

 

 

なぜジェシカはヤン邸に訪れたのか?

 

なぜジェシカはヤン邸、つまりヤンの元に行ったのか?単なる婚約者ラップの思い出話をしに来たためではないでしょう。  

おそらく、この訪問の時点でジェシカは反戦運動をすることを心に決めていたのでしょう。

 

しかし、本格的にするかどうかは決めあぐねていた状態だったのかもしれません。

 

ジェシカ自身5話で「自分のような身内を戦争で亡くした人たちは耐えているのに」という言葉を残していますし、思慮深いジェシカのことです。

自身のやろうとしていることが本当に正しいのか悩んでいたでしょう。

 

そこでジェシカは長年の友人であるヤンに意見が欲しかったのでしょう。

歴史に精通し、博識のヤンのことです。

 

ジェシカの思いに寄り添い、良いアドバイスをしてくれるとジェシカも銀英伝を見ている方も思ったでしょう。

 

 

つまり、ジェシカは自身のやることへの助言をヤンに求めたのです。

 

おそらくやるやらないではなく、どういったやり方がよいのか?という意味での。

 

 

しかしジェシカを迎えたのはジェシカ自身知らなかったヤンの養子であるユリアンでした。

 

おそらくそこにヤン邸に再度訪問しなかった理由があると私は考えます。

 

 

なぜジェシカは再度訪問しなかったのか?

 

前述の通り、ジェシカが再度ヤン邸に訪問しなかったのはユリアンの存在であると考察しました。

 

その他にもジェシカが再度訪問しない、というよりできない理由がありますのでプラスで書いていきたいと思います。

 

 

ジェシカが再度訪問しない理由1 軍人と反戦家という立場

 

帝国と戦争下における同盟において戦争反対を叫ぶにはかなりの勇気が必要であったとの想像はたやすいでしょう。

 

そしてその反戦家と軍人が私的に会っていたということであればどちらも立場的に危うくなる可能性があるのは否定できません。

 

 

そもそもジェシカはおそらくヤンがイゼルローンまでに帰るのを待てない理由が反戦運動関連なのであれば、なおさら会うことはできないはずです。

 フォークみたいな人物がヤンとジェシカについてあることないことをマスコミに垂れ流すことも容易に想像できますしね。

 

 

ジェシカが再度訪問しない理由2 ユリアンの存在

 

ジェシカがヤンがイゼルローンから帰るまで待てなかった理由のうちの2つ目がユリアンの存在です。

ジェシカの訪問理由が自身の反戦運動を行う際のアドバイスではないか?という考察をしました。

しかし、そのアドバイスユリアンという存在がいたことで満たされてしまった可能性です。

 

ユリアンの存在はジェシカは知らぬ存在だったでしょう。

ヤン自身言っていない可能性大ですし、ラップには言っているのかもしれませんが親友のプライベートをホイホイいうような性格ではラップはなかったでしょうし、もしかしたらあったはずの結婚式でジェシカにサプライズ代わりに言うつもりだったかもしれません。

(二人の結婚式に参列するヤンとユリアンの世界戦を誰かお願いいたします)

 

そんなこんなでジェシカがヤン邸を訪ねたら見知らぬ少年がいてヤンは不在だと言っていた。

ジェシカはそこで「ヤンは想像以上に自分から遠く離れたところにいった」と感じたのではないでしょうか?

 

ジェシカの知っているヤンは養子をとるなんて考えたことないでしょう。

もしラップが生きていれば事の顛末をジェシカに伝えていたかもしれませんが、ジェシカにとってみれば寝耳に水なわけです。

 

ジェシカは自身がやろうとすることが本当に正しいのか悩み、立ち止まっていたことでしょう。おそらく反戦活動を表立って活動してほしいという周囲からの期待もあったのかと思います。

 

その悩むジェシカの頭にヤンが浮かんだのはごく自然なことでしょう。

歴史から学んだヤンはジェシカの知らない価値観を教えてくれた、慰霊祭の時には出世したけど変わっていないヤンを見ることができた。

ヤンならいいアドバイスをしてくれるに違いないとヤン邸を訪れたらまさかの養子がいた。

 

そこでジェシカは「ヤンは進んでいる。うじうじ悩んでいる私も頑張らねば」と思ったのであれば、極論ですがもうヤンにアドバイスをもらう理由はないわけです。(もちろん先述のヤンが軍人という理由も大いにあったと思います)

 

出世し、養子をとるほど立派になったヤンにジェシカはそれだけで勇気が持てた。

ジェシカにとってヤンは恋人ではなかったけど、確実に大切な人ではあったんだろうと感じます。

 

 

まとめ

 

ここまで書いているうちに「ジェシカの訪問理由ヤンとのしばしの別れという意味でもあるんじゃない?」って思い始めてきた…。

 

ノイエ銀英伝は様々な原作、石黒版、漫画版の他媒体以上にジェシカを描いていますね。

今後NHKEテレでどうなるか!

必見です!!

 

ではでは!