来月から家賃保証の金額が50%減額になります
家賃保証がある限り、30年間は安心できます。初期費用もほぼゼロで始めることができ、毎月10万円は手残りがでますので、固定資産税を支払っても十分に利益を見込めます。家賃は30年間固定で保証しますので安心できます。
こんな怪しい話は簡単に信用できるものではないのですが、かぼちゃの馬車などのシェアハウス投資では年収の高いサラリーマンがかなり騙されていたようです。学歴も年収も高いと、自分は騙されるはずはないと信じていたのでしょう。
自分が騙されるはずがない、自分は特別な人間だ、と信じていたのだと思われます。かぼちゃの馬車のスマートライフの元代表は、「家賃0円で空室ありでも儲かる不動産投資」の書籍を出版していました。
シェアハウス投資で家賃ではなく、家賃以外で儲けていくという手法のようでした。それは独身女性に入居してもらい、就職や転職を斡旋して、その紹介料で利益を上げていくという手法です。
確かに、人材派遣や斡旋で利益を上げている会社は多々あったことで、なんとなく出来そうな気がしてしまいます。尚且つ、書籍も出版していれば信用できるのではないか、と考えてしまうのも当然かもしれません。
銀行主催の無料セミナーもあり、ある程度の年収があれば融資もつくというのです。土地と建物で1億円、800万円の家賃保証があるのです。一般的な共同住宅アパートでは、ここまでの利回りがでませんが、シェアハウスであることで高い家賃設定が可能となっていました。
シェアハウスでは、同じ面積ではアパートなどと違い、各戸に浴室やトイレ、キッチンなどを備え付ける必要はありません。尚且つ、狭い面積でそれなりの家賃を設定することができるので、利回りは高くなります。
何となくですが、アパートに比べて儲かりそうな気がします。家賃保証があり、賃貸募集や管理も全て代行してくれるのであれば、濡れ手に粟で簡単に儲かります。ただ融資の承認が下りて、契約を進めることができてからの話です。
1億円のシェハウスを購入して、シェアハウス運営を始めてみると、毎月の返済は保証されて家賃で返済でき、さらに手残りがありました毎月の返済の心配することなく、口座には徐々に残高が増えていくことは嬉しいものです。
30年間安心できるはずでしたが、急に保証家賃が減額されるとお知らせが入ります。毎月の返済は50万円以上あり、70万円の家賃保証があったのが35万円になるというのです。毎月の返済で15万円の持ち出しとなってしまいます。
15万円程度の持ち出しであれば、1000万円以上の年収があれば大きな問題ではないのかもしれません。それがしばらくして家賃保証を一切打ち切ると連絡が入ります。毎月の返済50万円を支払っていけば、まともな生活ができません。
1戸で50万円以上の返済なので2戸購入していれば100万円以上の返済となります。最初は胡散臭い話だと感じていましたが、一度信用してしまうとなし崩し的に契約を進めてしまうのです。あの時に止めておけば良かったと、どれほど後悔しても遅いのです。
不動産投資に関わらず、投資といわれる案件で絶対はないことを理解して、金銭的リスクは自分の容認できる範囲でやるべきです。上手くいかなかった時にどれだけ耐えることができるのか、しっかり確認して不動産投資に臨みたいものです。
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