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2020年03月25日
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カテゴリ:失敗談
彼の印象は良くも悪くも普通の人

年齢は10歳以上離れている印象で

40歳代だと思います。

DMの文章のとおり

優しい雰囲気のある方でした。

どこか疲れている顔をしてるなと思ったのを覚えています。

暴力的な人

人の話を聞かない人

俺、お金持ちうぇーい

そういった人が来たら嫌だなと思っていたので

ある意味ほっとしました。

お互いに本題にいきなり移ることが出来ず

世間話で時間が過ぎていきました。

このままではいけないと思い、



「この度のお話は…」



と私が話を切り出した瞬間

彼が私の話を遮って話し始めました。



「お金に困っているななせちゃんにとっておきの儲け話があるんだ」



「これは一般の人には出回っていない情報なんだけど特別にななせちゃんにだけ教えてあげる」



そこで私は



「あぁやばい」



「やっぱりか」



と目の前が暗くなっていくのを感じました。

相手は私がそういういった内容を望んでいないことを知っているうえで

こういった話をしているので

私の顔が曇ったのを見逃しませんでした。



「ちがうんだ これはそういった類のものじゃないんだ」



「本当に儲かることができる特別な情報なんだ」



「本来は50万円するこの情報を特別に40万円で売ってあげる」



「ななせちゃんは1個売るだけで10万円の利益が出るよ」



「2個目からは丸々利益になっていくし」



「売るのは情報だけだから何個売っても元手は変わらないし」



「なによりななせちゃんは若いし女の子だから簡単に売りさばくことができるよ」



私はもはや反論する気も起きず

ただひたすら彼の「内容は秘密だけど売ったら儲かる情報」について

話を聞いていました。

ひとしきり話終えたのか彼がいいました



「ね?簡単でしょ?」



「40万円くらいならなんとかなるよね?」



「これは現金一括払い限定で、商品の特性上クーリングオフはできないんだ」



「本当は50万なんだけど君を助けたくて特別に40万円にしてあげる」



私はこのような場面で強く言い返すことが出来るような人間ではありませんでした。

そんな虫のいい話はないとおもいつつどこか期待していた自分への怒り

こんな藁にも縋りたい相手の弱みに付け込むような商売をする相手への怒り

なにより、こんなことをしないといけなくなってしまった自分への後悔

色々な感情が入り乱れてしまった結果

こらえきることが出来ず 涙を流してしまいました。

彼は場所が場所であるため

少し焦ってしまった様子でした。



「大丈夫かい?でもこれは本当に悪い話じゃないんだ」



と話を進めるも

それどころじゃない私を見てまた話し始めました



「だよね…」



「こんな詐欺みたいなことしたくないよね」



「なら別の話があるから聞いてくれないか」



私はもう話を聞きたくもなければこの人の顔も見たくありませんでした。

でもその場から動くことが出来ず 逃げ出すことが出来ず

ただただ顔を伏せて流れ落ちる涙を拭くことしかできませんでした。



「商材にお金を出すのは怖いんだったら、ななせちゃんはFX好きなんだよね?」



「すっごく儲かるEAがあるんだけど買わない?」



「原資なんて数日で回収できちゃうよ」



「EAであれば自分の資金を運用するんだから怖くないでしょ」







「それがだめなら私の師匠にお金を預けて運用をお願いしてみるのはどうかな」



「SNSとかには顔を出さないけど本物の億トレーダーなんだ」



「ただし、だれでもOKというわけじゃないから紹介料がかかるんだけど」







「それがダメなら私のアフィリエイトリンクから口座を開設してくれない?」



「こう見えて私は数百人のから口座開設してもらってるんだ」



「運用してくれる資金によるけどいくらかはアフィリエイト報酬をバックできるよ」



彼はもはや一言も返事をしていない私に対して

一方的に怪しい投資情報を話しつづけています

どうすることも出来ず泣き続ける私に対して

彼はついにこういいました。



「ごめんね…」



「本当は私もこんなことしたくないんだ…」



私は何を言っているのか理解できず

思わず顔をあげました。

彼はこう続けました。

「実は…」



つづく








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最終更新日  2021年01月16日 16時54分39秒
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