大富豪ビルゲイツも自閉症だったって本当!?子どもの言語発達障害について基礎から学ぼう!その②
皆さん、体調崩されてないですか?
今日辺りから、また寒さが戻ってくるみたいで。。。
寒暖の差が激しいので、体調管理に気を付けないとですね( ・`д・´)
題名にも書きましたが、
あの有名な大富豪ビルゲイツも発達障害だったって知っていましたか??
発達障害といっても、さまざまに分類されており、言語発達障害もあれば、限局的な学習障害、注意欠陥多動性障害なども含まれています。
今回は「子どもの言語発達障害」について、当スタッフの言語聴覚士が、皆様にできる限り、わかりやすく書いていきたいと思っています。
世の中には、なかなか言葉を話さないお子様を育てながら、日々不安を抱えている方もいらっしゃると思います。
それに、自閉症や学習障害など発達障害についての情報が少なすぎますよね。。
どんな症状があって、どこに相談していいのかもわからない方も多くいらっしゃると思います。
そういった悩みや不安が少しでもやわらぐようなお手伝いが出来ればと思い、今回このテーマでブログを書く決心をいたしました!!
不定期にアップすることになってしまうと思いますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
今回は第2回ということで、
「言葉を獲得するまでの過程」
について書いていきたいと思います!
まずは一緒に基本的な流れを学ぶことで、
お子様がどこまで成長していて、どこに壁・困難があるのかを知る手掛かりになるかなと。。
それでは、始めていきます。
と、その前に。。。
ことばを獲得するまでには、様々な行動の発達が相互に関係しあって発達していくものと、第1回コラムにお話しさせていただきました!
なので、
それら一つ一つの側面を、細かく知ることが大切なんです!
細かくと言っても、なるべく難しい用語は使わず、できる限りわかりやすく書いていきたいと思っていますので、身構えずに読んでいただけたらと思います(^^)
ということで、今回は「人とのコミュニケーション」の発達
からみていきたいと思います( ・`д・´)
言葉を獲得する前に、大切な「人とのコミュニケーション」として「共同注視」「三項関係」が挙げられます。
「共同注視」について。
生後8ヶ月頃になると、周囲の音や物への興味関心が芽生え、特定の物を凝視したり、手を伸ばすようになります。
これらの行動に親が気づき、同じ物に注意を向けたり、逆に親の指さすものを子供が見たりすることを「共同注視」と言います。
次に「三項関係」について。
「共同注視」の獲得が、互いの意図を理解するきっかけとなっていきます。
これを繰り返すと、物に注意を向けた後、親に視線を移し、自分の欲求を伝えようとする行動につながります。
そして、その欲求が実現できることを学びます。
この「物と大人と子ども」の関係を「三項関係」と呼び、この関係が成立することで伝達行動が獲得されると言われています。
例えば。。子どもは指さしを用いて、やって欲しいこと(要求)や伝えたいこと(伝達)を表現するようになります。
これらの行動は、生後8~9ヶ月頃から獲得されると言われています。
「人とのコミュニケーション」の発達段階で、「指さし」や「三項関係」が出現せず、
ことばの獲得に遅れが生じる場合は、広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)に伴う言語発達遅滞の可能性が考えられます。
以上、
言語発達を支える側面の一つである、「人とのコミュニケーション」の発達についてお話させていただきました。
言葉が話せない、年齢の割に言葉数が少ない、などの言葉の問題って、
どの側面の問題なのかを知ることが大切であり、それによって言語発達障害のタイプも推測することができるんですね(`・∀・´)
さて、
次回のコラムについてですが。。。
第3回は
「発声や発語が出現するまでの過程」
について述べていきたいと思います☆
今後も、日々感じた事や、皆さまのお役に立てるような情報を記事に出来たらと思いますのでよろしくお願いします(^^)
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