Baumkuchen’s Workshop

バイオリンと電子工作、DIY、ジョギングなど。

第2種 電気工事士への道#18(実技要素練習2)

端末処理

ケーブル処理(切断系)に続いで、端末処理の練習。

端末処理として、ランプレセプタクル用の芯線ループ形成(のの字曲げ)。これは、露出コンセントでも使えます。


【2020年度版】ランプレセプタクルの結線 (2019/2018/2017年度対応)

ケーブル処理で練習に使った、ケーブルを流用します。片側10組づつ、計20回の練習です。芯線の長さを20mmが必要なので、30mmに剥いだ方の長さを揃えておきます。(もともと、芯線を30mmストリップする作業は必要なかったみたいです)

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 結果です。

まずは、時間。10組のループを作るのに何と7分56秒も掛かってしまいました。一組(ループ2個)あたり、約48秒です。電線被覆剥ぎ 約20秒(両側で40秒の半分)と合わせて、1分8秒。これに、ランプレセプタクル(後に練習)への組付けを考えると、約2分程度でしょうか。

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ただし、ループとして出来てればの話。

悲しいかな、10組(計20個)作って、ランプレセプタクルのネジが入ったのがたった2個でした。それ以外は、ループが小さくて全然入りません。また、最初に折り曲げたところから、ループを作るので、どうしても偏ってしまいます。これを直そうとすると、芯線にキズが。これで、修正に時間は掛かるし、はっきりいって、失敗です。

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最初は、こんなもんかとも思いますが、あまりにもレベルが低くて悲しいです。でも、やってて少しわかったことがあります。

まず、最初に折り曲げるときから、必ず白線を右にもって作業する。これで、慣れることでループの巻方向が欠陥とならないように注意できる。また、ランプレセプタクルの接地側を必ず右に置くようにすることで接続についての欠陥を防止とできる。(と思う)

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そして、一番大きかった収穫は、ループが左に偏ってしまうことの修正方法が分かったこと。最初は、ループを作ったあと、ワイヤーストリッパの先で線をはさんで修正してましたが、写真にあるように傷はつくし、短い芯線を修正するのは結構力が必要。修正方は非常に簡単でした。ループを作るところまで(左写真)で手を止めないで、そのままさらに手を回転させて(右写真)ループが芯線に対し中心になるようにすれば良いだけです。10組作って、9組目に発見しました。これだと、細かい修正もできるし、傷もつきません。

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 あとは、ネジが通る寸法で仕上げるこつさえ解れば何とかなります。というか、これを何とかしないと。(それにしても、HOZANのビデオは、いとも簡単にやってるな~)

 

今回使ったケーブルの反対側が使えるので、2回目のトライをします。