桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

炭焼き3日目、点火

2020年11月26日 17時09分01秒 | 活動報告

体感的には晩秋から初冬への移り変わる途中のように思うが、曇り続きの天

気のせいか朝の冷え込みに厳しさはない。家からいつもの道を走ると道路

わきには落葉が吹き溜まりになり、あちらこちらでイノシシが餌を探すため

にほじくり返したり、掘ったりしている。私たちにとって害獣であるが、イノシ

シも生きるために必死で餌を漁っている。あの体重を維持するだけの食料

を毎日々、ゲットしなければならない。もし食いはぐれたら空腹のままひと

眠りし、また餌探し。ミミズやサワガニなどを好んで食べているようだが相当

な量を食べなければ空腹は免れない。

被害に遭うと腹立たしいが一方でイノシシも大変なんだと同情する。

炭焼きは3日目に入り点火、木酢液採取開始となった。焚き木を1/3くらい

残した状態で朝6時、温度は64℃のため通風孔を少し開け焚き木を追加し

て温度上昇を待つ。9時、70℃になったので点火を促すため通風孔を全

開、煙突は枝木大を置き更に焚く。

10時、72℃になり煙突全開。11時、76℃になったのをみて点火とする。

同時に木酢液採取を始める。その後、焚口を閉鎖する。15時、80℃とな

る。以後、通風孔の微調を続ける。今晩を含めて3晩越しが始まる。

                 9時30分ころ

                7時ころ、煙がおんぼらと・・・・

               通風孔の調節中

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