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カテゴリ:たろうのこと
ウチの子たちが帰ってこないんです!!
と警察に捜索願を出したいレベルで 鮭が帰ってきません 今日は現在と過去の水揚げ実績を比較して どれだけ鮭の漁獲が減っているのかを 見ていきたいと思います。 ※少し見にくいかもしれません、ご了承ください。。。 まず、2005年の田老魚市場の市況日報です。 (なおデータは全て岩手県水産技術センター水産情報配信システム調べ です) 定置網では オスが約9,000本 メスが約6,600本 計15,600本 延縄でも1,400本程の水揚げです。 続いて2017年と2018年です。 漁獲本数表示が無くなりましたが、 kg数を見ても分かるように 明らかに水揚げが減少しています。 延縄も減ってはいますが 水揚げしているのが分かります。 そして今年。 ついに鮭の水揚量が3ケタ台にまで 落ちてしまっています。 さけます延縄なんて0ですよゼロ。 定置網がこの数量の水揚げなので 延縄漁師さん達はずっと出漁のタイミングを 伺っている状況です。 下手したら操業できないままシーズンオフかも。 いつもであれば田老の各家々に鮭が吊るされ、 購買店舗には新巻鮭の箱や粉砕塩を買い求める お客さんが多数来店されます。 鮭が大漁なら 「水揚げ手伝ってくれ!!」と言われ 市場へ行ったりもしました。 家ではイクラの醤油漬けが出たりね そんな日常だったはずの場面を ほとんど見なくなってしまいました。 ある漁師さんと業者さんが話していました。 「鮭は波がある。捕れないときはまるっきり。逆もある」 早くその”逆”、来ないですかね・・・ 農林水産業ランキング 日々の出来事ランキング にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.02 19:15:56
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