箴言 解説 3
箴言
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主を恐れること
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神の言葉
(箴言2:1-5口語)
「私のことば」とは神のことばであり,
聖書のことです。
「叫び求め」とは,祈ることです。
「探し出す」とは,
熱心に求めることです。
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父の命令,母の教え
(箴言 6:20-22)
「わが子よ。
あなたの父の命令を守れ。
あなたの母の教えを捨てるな。
それをいつも,あなたの心に結び,
あなたの首の回りに結びつけよ。
これは,あなたが歩くとき,
あなたを導き,
あなたが寝るとき,
あなたを見守り,
あなたが目ざめるとき,
あなたに話しかける。」
親が神に従うなら,
子は親の命令を
守りなさいというものです。
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(箴言 10:11)
「正しい者の口は命の泉である,
悪しき者の口は暴虐を隠す。」
人の言葉は大切なものだと,
教えています。
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正しいふんどう
(箴言 11:1)
「 偽りのはかりは主に憎まれ,
正しいふんどうは彼に喜ばれる。」
「正しいおもり」とは,
商業上の取引に用いるものです。
ことばと行いの一致をも
求めているのでしょう。
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賢い妻
(箴言 12:4)
「賢い妻はその夫の冠である,
恥をこうむらせる妻は
夫の骨に生じた
腐れのようなものである。」
「しっかり」とは,知的であり,
徳をも含めたものである。
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勤め働く
(箴言 13:4)
「ななまけ者の心は,
願い求めても,何も得ない,
しかし勤め働く者の心は
豊かに満たされる。」
勤勉であることを勧めています。
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(箴言 14:34)
「正義は国を高め,
罪は国民をはずかしめる。」
正義を重んじれば,
国が盛んになるといいます。
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知恵のある者
(箴言 15:1,2)
「柔らかな答えは憤りを静める。
しかし激しいことばは
怒りを引き起こす。
知恵のある者の舌は知識をよく用い,
愚かな者の口は愚かさを吐き出す。」
「柔らかな答え」は,
話し方の大切さを教えています。
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いつくしみとまこと
(箴言 16:6 口語訳)
「いつくしみとまことによって,
とがはあがなわれる,
主を恐れることによって,
人は悪を免れる。」
「主を恐れる」とは,
神を敬い恐れることです。
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一切れのかわいたパン
(箴言 17:1 口語訳)
「 一切れのかわいたパンがあって,
平和であるのは,
ごちそうと争いに満ちた家にまさる。」
まずしい食事でも平和な家庭が,
ごちそうがあるが争いのある家庭より
良いといいます。
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(箴言20:20 口語訳)
「自分の父母をののしる者は,
そのともしびは暗やみの中に消える。」
親不孝を戒めています。
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父母を楽しませよ
(箴言 23:22-26 口語訳)
知恵のある子は,
両親の喜びであるといいます。
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友の慰め
(箴言 27:9)
「香油と香料は心を喜ばせ,
友の慰めはたましいを力づける。」
友人の大切さを教えています。
(箴言 17:17)
「友はどんなときにも愛するものだ。
兄弟は苦しみを分け合うために
生まれる。」
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罪を隠す者
(箴言 28:13 口語訳)
「その罪を隠す者は栄えることがない,
言い表わしてこれを離れる者は,
あわれみをうける。」
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公儀
(箴言 29:4)
国の上に立つ人は,心を磨き,
徳を養はなければなりません。
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幻
(箴言 29:18)
「幻がなければ,
民はほしいままにふるまう。
しかし律法を守る者は幸いである。」
「幻」とはビジョンのことです。
イエス・キリストの語られた言葉を
信じる,守る者は,
律法を守る以上に幸いです。
(箴言29:18 口語訳)
「預言がなければ
民はわがままにふるまう,
しかし律法を守る者は
さいわいである。」
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主に信頼する
(箴言 29:25)
「人を恐れるとわなにかかる。
しかし主に信頼する者は守られる。」
人を恐れず,神を信頼する者は,
生活が守られるといいます。
☆彡
(箴言 29:25 新共同訳)
「人は恐怖の罠にかかる。
主を信頼する者は高い所に置かれる。」
(箴言 29:25 口語訳 )
「人を恐れると,
わなに陥る,
主に信頼する者は安らかである。」
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(箴言 30:8,9)
「不信実と偽りとを
私から遠ざけてください。
貧しさも富も私に与えず,
ただ,私に定められた分の食物で
私を養ってください。
私が食べ飽きて,あなたを否み,
『主とはだれだ』と言わないために。
また,私が貧しくて,盗みをし,
私の神の御名を
汚すことのないために。」
どのような時も真実であり,
神をあがめることが大切だといいます。
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2019-05-13