昨日、運転免許証を更新した。
昭和36年 (1961) に免許を取得した以後、前回までは府中運転免許試験場で更新していたが、今回は自宅から行き易い石神井警察署で更新した。
府中に行くより電車の便も良いので変更したが、7時25分に家を出て西武池袋線で石神井駅へ行くことにしたが、この時間帯は乗客も多く、このように混雑した電車に乗るのは何十年振りかと思ったが、ふとこのような密状態では ”コロナは大丈夫か?” と、不安がよぎったが、8時過ぎには駅に着いた。
始めてのことなので石神井警察署へ行く道の地図をコピーして持っていったが、駅西口を出ると地図では理解できないことばかりでまた私の ”困った” の言い癖が出るほどだった。
少し街中に入ると丁度交通整理をしていたガードマンに聞くと、丁寧に教えてくれた。
言う通りに行くとやがて富士街道に出たが、ここを左折すると目的地に着くはずだ。
10分ほどで石神井警察署に着いたが、更新する場所は本庁舎内では無く、裏手にある別棟の建物だった。
やっと8時20分に目的地に着いたが表には15人ほどの人が間隔を開けて並んでいた。
その後、受付、納金、視力検査、そして写真撮りと意外とスムーズに進んで30分後には新しい免許証が交付されたが、府中だとこのように早く進まなかった経験がある。
私のような高齢者は講習が免除されたので早く終ったが、やはりここで更新した事は正解だったようだ。
免許証更新のため、府中運転免許試験場で 「認知機能試験」 を受検したのが8月27日、市内の教習所で 「高齢者講習」 を受講したのが10月14日、そして石神井警察署で更新したが、いずれも前触れでは 「コロナ騒動で混んでいます」 と、言われたが私の場合は意外と予約も簡単に取れて幸いだった。
これで今年の大きな目標は達成したが、免許証の期限は三年間だが、これで最後にするか、その後もう三年頑張るかは、いろいろな条件を見据えながら決めることにするつもりだ。
だが何としてもこれからの遵守事項は 「安全運転励行」 のみ、気力があっても体力は大幅に落ちているだろうから、とにかく慎重で穏やかな運転に徹することを心掛けるつもりだ。
でもこれからの高齢者の免許証更新はもっと厳しい条件が増えるのではないだろうか?
免許証更新のためにいろいろな想い出もあるが、一番心に残るのは 「認知機能試験」 で100点を取ったこと、これは最大の満足度だった。私の脳もまだまだ勢いのある証拠だと思った。でもそんな気持こそ ”慢心” の心かもしれない。
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