今日の朝刊トップは 「小中高の休校要請」 の横大見出し、そして 「週明けから春休みまで」 の縦五段の大見出しで、新型肺炎に対応する首相の要請を伝えていた。
「えらいことになった」 と、私は思ったが、確かに患者クラスター (集団) が次ぎのクラスターを生み出すことを防止することだろうが、実際には多くの問題を抱えているのは事実だ。
私たちは直接にはこの要請には関わりは無いが、小中高生を持つ親御さんは深刻な問題を与えられたはずだ。
子供が学校に行く間に働いている親御さんは多いはずだから、いきなりの休校要請に戸惑いがあるのは事実だから、これらの問題を抜きにしてはなかなか納得できないことだろう。
このウイルス騒動は明らかに初動対策を誤ったためにこのように感染者が多くなったと私は思っているが、後手後手になった感染対策は何れも結果を見ての対策だから、予防することの難しさを政府関係者は痛感したことだろう。
ところで日本にはこのような疫病感染対策の専門家はいないのだろうか? テレビ番組では多くの感染病専門の医師がコメンテーターとして意見を述べているが、この事態だからテレビに出るよりかはもっと働く場所があるのではと、文句を言いたくなる。
国会では依然ととして野党からは別問題で激しく総理、大臣を追求しているが、この非常事態だから与野党一丸となって 「感染防止」 へのベクトルを掲げることこそ政治家の役目でもある。
今は何が優先度一位か? 政治家も官僚ももっと真摯に問題解決に向けて知恵を使うべき時期だと認識すべきだ。
総理が要請した 「小中高の休校要請」 は日本人があまり経験しない大きな出来事だが、感染防止の意味からすれば国民総意で応援するのも義務かもしれない。
このウイルス問題よりも何倍も厳しかった敗戦後の日本の姿だったが、見事に復興させた日本国民の底力をこのウイルス騒動でも発揮できるはずと私は信じている。
「東京オリンピック中止」 の声もあるようだが、例え中止になってもそのためのお金をこの 「小中高の休校」 で蒙った人たちへの損害を補償するような大がかりな救済対策を実施すべきだ。
お隣の韓国でもウイルス感染者が多いようだが、私が気になるのは北朝鮮の動向だ。近代的な医療体制を持たない国のようだから一旦感染が始まったら大変な問題となるはずだ。余計な心配かも知れないが、やはり気になる。
このウイルス騒動、感染のピークはこれからだとの説もある。早く終息して、そして東京オリンピック開催。こんなシナリオを夢では無くて、現実に実感したいものである。
|
|
★ 写真の上でクリックすると拡大されます ★
|
|
|
|
写真説明: 梅花と小鳥たち (その二)
撮影場所: 空堀川沿いにて (2020.2.25)
|
私のホームページ のぶまつ @ ほーむぺーじ をご覧ください