「孤独」は消せる。
こんにちは!
カムパネルラの読書ブログです。
みなさんは孤独を感じたことはありますか?
私は子どもの頃はイジメられたり、鬱になったりで何度も孤独を経験してきました。
今回紹介する本の著者も引きこもりで孤独を味わった方ですが、あることが転機となり、ある分野で日本を代表する研究者になった方です。
今回紹介する本はこちら。
吉藤健太朗さんの『「孤独」は消せる。』です。
吉藤さんはOriHimeというロボットを開発された方です。みなさん、このロボットご存知ですか。「分身ロボットカフェ」が話題になったので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
このロボットは難病などで外出できない方がタブレットで遠隔操作をすることで、分身として動くというものです。マイクとスピーカーが内蔵されており、会話はもちろん、腕や首を動かすことができるので、感情を表現することができます。ここがテレビ電話との決定的な違い。
あたかも本人がそこにいるかのように感じることができるのです。
この本はこのロボットを通じて、吉藤さんがどういったことを実現したいのかが書かれています。最初にも書きましたが、私も孤独を経験したので、共感できる部分が多かったです。
更に、障害を持ち正規雇用として働けていない身として、障害×テクノロジーという分野に大いに興味を持つことができました。
それではまた!