手のひらの京
こんにちは!
カムパネルラ読書ブログです!
みなさん、京都は好きですか?
私は京都が大好きで年に少なくとも1回は必ず訪れています。
何度言っても飽きることがありません。
一時期、仕事の関係で住んでいた時期もあるのですが、住んでいて楽しくて仕方なかったです。
寺社仏閣や日本の伝統文化がわりと好きなので、特に楽しかった思い出があります。
さて、今回紹介するのはそんな京都を舞台にした物語。
綿矢りさ著『手のひらの京』です。
京都を舞台にした小説は数多くあると思いますが、私はこの作品が一番好きです。
京都に住む三姉妹の物語で、ストーリーとしてはそれほど複雑ではありません。
しかしながら、帯にもある通り綿矢版『細雪』!
まさに現代版細雪といってもいいでしょう。それくらい気に入っています。
綿矢さんは女性を書くのが本当にお上手で、私もこんなふうに人物を書いてみたいと
作品を読むたびに思います。
『細雪』を読むのはハードルが高い!と感じている方はぜひこの作品を
読んでみるといいかと思います。
それではまた!