理想の働き方、教えて!
A: 理想の働き方を問う前に大切なことは、その仕事の意義を理解できていることだと思っています。
仕事の意義が理解できなければ、時間であったり報酬であったり、目先のあれこれにこだわってしまいます。
入社1年目会社案内…初心大切ですね。
以前、ある起業家に憧れて東京に出てきた青年と話をしました。
故郷に帰るというその青年は、その起業家のもとで働いた日々を振り返り、遅くまで仕事をさせられたといっていました。
いまでいう“ブラック企業”ということなのでしょう。
そのときに思ったことは、故郷に帰るという選択は正しいということと、仕事に対する考え方が違うということでした。
その青年は、その起業家の表の部分しか見ていなかったのだと思います。
確かにその起業家のSNSには、いい車に乗って、六本木ヒルズに住んで…
一獲千金を夢見るには十分すぎる姿がありました。
しかしそこに至るまでにはそれ相応の行動がありました。(苦労ではなくあくまでも行動です)
そして、その行動の原点として、仕事・働くことのその人なりの意義を持っていました。
その青年にはどうやらそれが欠けていたのでしょう。
いつしか自分の夢を見失って、それとはかけ離れた状況になっている自分。
“働く”から“働かされている”になっていることに気がつかなくなっていました。
いまは長い時間の労働を悪だという風潮があります。
しかしながら、人の身体に変調をきたすのは何も時間だけではありません。
自分自身がその仕事の意義を見失ってしまうということもその原因となります。
(もちろん、見失ってしまうほどの労働時間ということもあります)
“働”という文字は、人と動で構成されています。
人が(単に)動くのか。
(むしろ今は人が動かされるかもしれませんが…)
人のために動くのか。
大きな違いです。
渋沢栄一先生の「論語と算盤」ではないですが、道義に則した商売をして儲けた利益はみんなの幸せのために使う。
そんな志を持った仲間とともに仕事をし何かを生み出していく。
それが私にとっての理想の働き方です。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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ありがとうございます。
感謝とともにあなたの幸せを心より祈っています。
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