「シュウメイギク」は古い時代に中国から観賞用に渡来した。
それが、京都の貴船地方で野生化して、キブネギク(貴船菊)となっていた。
だから本来の「シュウメイギク」はキブネギクのことだったが、現在では園芸種や交配種などを総称して「シュウメイギク」としているらしい。
名前の由来は「菊」に似ているからとか。
でも、キク科ではなく、キンポウゲ科アネモネ属、そのためイギリスでは、「ジャパニーズアネモネ(Japanese anemone)」として親しまれている。
シュウメイギク
原産国: 中国
開花期: 8月~11月
科名: きんぽうげ科アネモネ属(イチリンソウ属)の多年草
学名: Anemone hupehensis var. japonica
別名: キブネギク、秋牡丹
花びらのように見えるのは萼片で、花弁は退化している。