2日目は「メテオラ」と「デルフィ」への1泊ツアーを頼んでおいた。
ホテルまで迎えに来てもらい、メテオラ観光の拠点となる「カランバカ」で1泊してゆっくりと観光するツアーだった。
アテネからメテオラまでは約5時間かかった。
移動時間が長かったが、バスの中ではwifiも使えたし、飽きずに行くことができた。
「メテオラ」とはギリシャ語で“空中に浮いている”という意味。
その言葉の通り、山道を登っていくと、目の前の奇岩の上にいくつもの修道院がたたずんでいた。
まるで「天空の修道院」と言った感じだった。
この奇岩群の上に、元々は24もの修道院があったらしい。
現在は6つの修道院に入り、内部を見ることができるということだった。
途中、5つの修道院が一度に見渡せるスポットで写真撮影しながら登っていった。
あいにくこの日は全体に霧がかかったような天気だったのではっきりと写っていない。
青空の下だったらどんなに良かったかと思うと、残念。
[メガロ・メテオロン修道院]
一番高いところにあり、メテオラにあるたくさんの修道院の中で最大のもの。
[ヴァルラーム修道院]
上にあるメガロ・メテオロン修道院から見下ろしたところ。
[ヴァルラーム修道院]
本来ならば壁は薄いピンク色なのだが、全体に暗く写っている。
聖堂に描かれたフレスコ画が美しい修道院。
[ルサヌー修道院]
宙に浮いているような外観の女子修道院。
[ステファノス修道院]
このツアーで入って見学した修道院。
この修道院は唯一階段を登らずに入れる修道院だった。
駐車場から直接橋を渡るだけで入れた。
14世紀に建立された修道院で、「聖ステファノス尼僧院」とも呼ばれている。
庭はきれいに手入れされていて、さすがに尼僧院だと感じさせられた。
メテオラ観光を終え、麓の「カランバカ」に戻った。
メテオラからは3kmほど、離れている。
メテオラには宿泊施設がないため、宿泊の場合はカランバカのホテルに泊まることになる。
泊まったホテルは「ファミッシュエデン」だった。
ツアーではよく使うホテルらしい。
古い感じだったが、手入れは行き届いていた。
ホテルの裏庭に出ると散歩道があり、そこからは先ほど見学した「ステファノ修道院」が見えた。
[ホテル裏の礼拝堂]
[ホテル裏庭から見えた岩山]
ここで一泊して、翌日は「デルフィ」を通ってアテネに戻る予定。