群馬県には上毛三山と呼ばれている山がある。
赤城山(あかぎさん)・榛名山(はるなさん)・妙義山(みょうぎさん)の三つの山。
その中の一つの赤城山はコニーデ型の複式二重火山で、富士山に次いで日本では2番目に裾野が広いのが特徴となっている。
もともと赤城山と言う名前の山はなく、黒檜山や駒ヶ岳、鍋割山などいくつかの山が合わさって「赤城山」と呼ばれている。
回りの山が囲んでいる中央にカルデラがあり、カルデラ湖の大沼(おの)、小沼(この)がある。
大沼と小沼の中間あたりにある周囲800mほどの湿原は「覚満淵(かくまんぶち)」と名が付いていて、「小さな尾瀬」とも呼ばれている。
尾瀬に比べたら本当に小さな30分ほどで一周できる湿原だが、木道が整備されていて、誰でも気軽に歩くことができる場所になっている。
[夏の覚満淵]
[秋の覚満淵]
[覚満淵で見つけ花]
赤城山では覚満淵だけでなく、大沼ではボートやスワンボート遊びができる。
また、小鳥ヶ島には赤城大明神(赤城姫)を祭る赤城神社がある。
[赤城神社に渡る橋]
6月上旬から下旬にかけて大沼の手前、白樺牧場付近ではレンゲツツジの大群生が見られる。
[白樺牧場のレンゲツツジ]