普通二種免許(2種免許) 学科試験を免許センターで受けてきました

 

こんにちは、タクオです。

 

昨日の二種免許卒検に続き、今日は免許試験場で学科試験を受けてきました。

昨晩も寝る直前まで復習をしていましたが、地理試験のように「いける!」という手応えが持てなかったので、今日はあんまり自信がありませんでした。

 

とは言っても、一日でも早くデビューしたいので、立ち止まっているわけにはいきません!

「ダイジョブ、ダイジョブ♪」と自分に言い聞かせ、試験場へ行ってきましたので、今日はそのご報告です。

 

 

二種免許の合格率は80%くらい?

普通免許と同じように、二種免許の学科試験は、95問・100点満点中 90点以上 を取れれば合格です。

95問のうち、問1~問90までが1点、問91~問95が2点となります。

1問2点の問91~問95は、イラストを見て「安全確認」と「危険予知」の方法を答える問題で、いわゆる「引っかけ」もほとんど無いので、点数を落とすことはまずありません。

 

ですので、二種免許の学科試験に受かるには、90問もある文章問題の正答率を上げることが大切になります。

主に道交法(道路交通法)について問われるこの90問は、それぞれに関連性がなく、また「引っかけ」が多いのも特徴です。

感覚的には、言葉の使い方が “いやらし” かったり、「追い越し」と「追い抜き」、「駐車」と「停車」の違いを理解していないと正解できない問題は、90問中15問はあるイメージです。

 

逆に言えば、「引っかけ問題」以外の75問(75点) + 問91~問95の5問(10点)を確実に答えられれば、85点は取れるわけですよね。

しかし、それだけでは合格ラインの90点に届きません!

ということで、いかに「引っかけ問題」をモノにできるかが、二種免許取得のカギとなるのです。

 

教習所で計11時間・13種類の模擬テストを受けて、間違えたところはその都度確認しましたし、家に戻ってからも『musashi(ムサシ)』という全国の自動車学校が導入している学科問題学習サイトで勉強したので、大丈夫なはずなんですが…

どうしても「自信」や「確信」が持てないんですよね(笑)

 

教習中の1週間、そんなモヤモヤした感じがまったく無くならないので、昨日の卒検が終わった後、検定を担当してくれた教官に、

 

タクオ
二種免許の合格率はどれくらいなんですか?

 

と聞いてみました。

 

 

教官
だいたい80%ちょっとですね

10人受けたら1、2人落ちる感じです

 

あれ?

意外と高い?

80%以上だと、僕が受験した日の地理試験の合格率より「広き門」ですよ。

 

地理試験のようすは、こちらの記事でご覧いただけます。

↓ ↓ ↓

【タクシーの地理試験】東京タクシーセンター(タクセン)で受験してきました

 

僕にすれば、問題数が少なく覚えることも多くはない地理試験のほうが格段に簡単に思えるんですが…

(地理試験では「引っかけ問題」もありませんしね!)

 

 

【2020年3月29日 追記】

教習所でご一緒した埼玉在住の新人ハイヤー運転手さんに聞いたところ、その人が試験を受けた日は、10人受験して3人しか合格しなかったとのこと。

普通二種免許の試験は、思った以上に難関かもしれませんね…

 

 

自信が持てないまま試験場へ

朝日を背に受験生たちを待ち受ける江東運転免許試験場

 

教習の最後のほうは、学科問題をひたすら解く「学科練習」で90点以上は毎回出せていましたし、路側帯での駐車方法や安全地帯での駐停車・徐行・一時停止のしかたなど、苦手なところも何回もチェックしてきました。

ですので、こなした「量」だけを考えると自信が生まれてもいいはずなんですが、どうしてもモヤモヤが無くなりません。

そのせいもあったのか、今朝は目覚ましが鳴る前に起きてしまいました。

 

出発前まで最後の復習をしましたが、どうしても学科試験への不安が残ったままでしたね。

しかたがないので、ちょっと早めに試験場へ向かいます。

 

受付は8時30分からですが、8時前には到着したので、ちょっと早いですが試験場の中へと入ります。

「まだそんなに人はいないだろうな」と思ったら、

 

イメージ1

※ 試験場内は撮影禁止なので、場内の様子はイメージ画像でお届けします。

撮影禁止なのを知らないでスマホで写真を撮ったら、ものすごい剣幕で怒られました(笑)

 

 

普通免許の試験を受ける若者たちが、すでに50人近くはいました。

入学・就職シーズン直前ですからね。

 

ここから受付や諸々の手続きを済ませていきます。

 

イメージ2

 

あっ、試験以上に心配だった 深視力検査 ですが、まったく問題ありませんでした

真ん中の棒が動いているのかどうかがわからなかったので、たぶん基準に達していなかったと思うのですが、ここでも検査官が “忖度” してくれたようです(笑)

 

視力・深視力の検査や運転歴・病歴などに関する質問を受けた後は、試験会場となる3階第1試験室へ。

ここで同僚・同期のタガワくんとも合流。

試験官が来るまでの間、タガワくんと要点などを確認しながら、時が来るのを待ちます。

 

 

学科試験の問題はちょっとクセがある

警視庁からアナウンスされている受付時間が、午前の試験は8時30分から9時まで。

試験室へ入室してすでに1時間近く経った9時30分になっても試験官は現れません。

その分苦手なポイントの復習ができるのですが、「早く終わらせたい!」という気持ちのほうが強かったので、待たされる間は「生殺し」にされているような気分でした(苦笑)

 

結局試験官が入室したのは、9時45分。

それから注意事項の説明が15~20分ほどあり、試験が始まったのは10時10分すぎ。

(「役所」がやることだから、ムダな時間も何とも思いませんが。)

 

試験官の合図とともに、普通免許の若者や昨日まで教習所でいっしょだった「タクシードライバーの卵たち」など、年齢や目的がさまざまな総勢100名前後が一斉に鉛筆を手に取ります。

二種免許の問題はと言うと、内容や設定の細かい違いはもちろんありますが、教習所や学習サイトで目にしてきたものとほとんど同じです。

 

ただ、僕がこの1週間目にしてきたものとは 言葉の使い方 がビミョーに違い、少し戸惑いました。

 

例えば、問題集やサイトでは

「タクシーの乗務員は、直前の乗務者から申し継ぎがあった場合に限り、運行前に点検をしなければならない」

と出題された内容のものが、

「タクシーの乗務員は、直前の乗務者の申し継ぎがあった場合、運行前に点検をしなければならない」

という問題文になっていた感じです。

 

上の例では少し伝わりづらいかもしれませんね。

一言でいうと、複数の解釈のしかたができる問題文が多い というイメージです。

そうなると、正解も複数存在することになるので、考えすぎるとドツボにハマってしまうように思います。

 

僕もハマりそうになりましたよ。

だって、1問目からそんな感じの問題でしたから(苦笑)

 

そういったこともあり、問題を一通り解いてみて思ったのは、試験場の問題は教習所のものよりもクセが強い ということ。

問題集などでちゃっと勉強した人ほど、実際の二種免許の学科試験では苦戦しそうな印象を持ちました。

(だからと言って、「勉強しないほうがいい」ということはもちろんありませんよ!)

 

 

手応えは「90点いくか・いかないか」くらい

95問すべてを解いた後は、自信のない問題を何度か見直してマークシートに入れたチェックを消したり書き直したり。

結局見直しも含めて、試験時間の50分を10分ほど余して試験室をあとにしました。

時間ギリギリまで見直してもよかったのですが、2択問題は見れば見るほど正解がわからなくなりますからね(笑)

「これくらいでいいだろう」というところで、すっぱりと終わらせることも大事です。

 

僕が退室した直後に同僚のタガワくんも廊下に出てきました。

 

タクオ
いやぁ、オレ、落ちたかもしれない…

タガワくんはどうでした?

 

僕の手応えとしては、90点に届くか届かないか、ギリギリな感じ。

率直に自分の印象を伝えると、タガワくんは自信があるようで、

 

タガワくん
たぶん大丈夫ですね

教習所の問題よりも簡単に感じました

 

と言うではありませんか!

 

タクオ
マジかぁ…

じゃあオレだけ再受験だ

 

揚々としたタガワくんとは対照的に、軽い放心状態のタクオ(笑)

もうできることは何もないので、潔く結果を受け入れることにしました。

 

 

合否の発表は超あっさり

試験が終わって15分後には合否の発表が行われます。

 

イメージ3

 

僕が普通免許を取った20年以上前は、路線バスの車内にある料金表のようなデジタル掲示板に合格者の番号が表示されていましたが、いまは試験室にある大型モニター(イメージ3の矢印)を使って合否の発表をするんですね。

タガワくんといっしょに試験室に戻り少しすると、再び試験官が入室してきて、いよいよ合否の発表です。

 

果たしてタクオとタガワくんの結果はどうだったのでしょうか!?

パッと切り替わったモニターに目を移すと…

 

 

 

 

なんと!

手応えがあったタガワくんが落ちて、意気消沈ぎみだったタクオが受かっているではないですか!

 

一発で受かったうれしさに今度は僕が有頂天に(笑)

タガワくんには何と声をかけたらいいのかわかりませんでしたが、明るい若者なので気にしているようすもなく、すぐに気持ちを切り替えていたのには僕のほうが助かりました。

 

 

東京では二種免許の試験を1日2回受験できます

二種免許に限らず、東京の免許試験場では、午前の試験に落ちても午後の試験を受けることができます

(午前の分とは別に、追加の試験手数料 1,700円が必要です。)

 

そこで、タガワくんは午後の試験でリベンジをかけることに。

合格した僕は、交付手数料(2,050円)を払い、写真を撮ったら、あとは免許を受け取るのを待つだけ。

 

支払い・写真撮影から免許の交付までは 2時間以上かかる ので、これから受験する方は時間を潰せる何かを持ってきたほうがいいですよ!

2時間もかかると思っていなかった僕は、スマホをいじっているしかなかったので、「本でも持ってくればよかった」と思いました(苦笑)

 

 

窓口で受け取った真新しい免許証を手にすると、20年以上前に初めて普通免許を取ったときの感動が少し思い出されました。

これで晴れてお客さんを乗せてタクシーを運転する「資格」を手にしたわけですから、僕以外のみなさんも同じかもしれませんね。

想像していた以上に「達成感」や「充実感」を感じられた瞬間でした。

 

明日からは再びプロドライバー養成スクールへ戻り実践的な運転の練習ですが、もう地理試験や二種免許のような「覚えなければいけない」勉強をしなくていいので、今夜は一人で祝杯をあげようと思います。

アルコールチェックがあるから、もちろんほどほどに! です!!

 

 

追伸

午前の試験に落ちた同僚のタガワくんですが、午後の試験も落ちちゃったそうです(涙)

3月2日の入社からずっといっしょに研修・教習を受けてきたので、「片腕をもがれる」とまではいきませんが「指が1本とれた」くらいの感覚がありますね。

 

明日また受験するそうなので、無事に受かることを祈ることとします。

今度はたぶん大丈夫でしょう♪

 

 

 

 

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