魔人の鉞

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今までと変わらない、なら緊急事態宣言の意味がない

2020-04-07 19:27:12 | 新型コロナ

AbemaTIMES 2020年 4/7(火) 13:58配信 によると、 世界各国の保健政策の立案・実施支援を行ってきたキングス・カレッジ・ロンドン教授の渋谷健司氏 (厚生労働省の会議で座長・委員、大臣のアドバイザーなどを歴任。WHO事務局長上級顧問も務める) は、安倍総理や小池知事が 「これまでの日本のやり方には変わりなく、これの一層強化徹底をお願いするものだ」という緊急事態宣言の説明についてこう言っています。

「今やらないと感染者が急増し、医療も崩壊するし、社会が混乱するという危機感をきちんと共有せず、これはロックダウン=都市封鎖ではない今までとあまり変わらない、と言ってしまうのはコミュニケーションとしては逆効果なので残念だ。」

まったくです。

幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏も、「行動変容を促すための緊急事態宣言なのに、第一に “変わりません” と言ってしまうのは、コミュニケーションとしては良くないと思う。これでは1カ月、心が耐えられるのかという気がする。」

と言っています。

渋谷氏は「日本で報告されている感染者数はあくまで氷山の一角であって、検査していない人が病院に来て、院内感染、市中感染が広がり、医療崩壊の危機につながっている。検査をするから医療が崩壊するというのはおかしいし、医療従事者を守るためにも検査を早急に拡大しなければならない」と話した。

ということです。検査はいまだに不十分で、なかなか受けさせてもらえないことは明瞭です。専門家委員会はかなり偏った考え方の人たちで構成されている、と思わざるを得ません。これで信用できますか? 

事態にどう対処するか、国民に自粛を求めるだけではなく、政府としてどういう施策をとるのか、医療体制の確保をどうするのか、国民の安心安全をどう確保するのか、それが政治の責任でしょう。私たちはすでにたいへんな自粛をしている。もっともっと自粛しろとお説教されるのはたくさんです。明恵夫人の花見を弁護するような安倍パンプキンの要請は説得力がない。政府は国民の健康を守るために具体的にどのような施策を行うのか、それを明らかにしてください。

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