子供はどんなことを毒親にされても、最後まで親を信じたいと思うもの

27歳で体調が悪くなり、実家へ帰ってきてからは、お金が尽きたので仕方なく実家に帰ることにしたので、当然それまで一人暮らしをしていたアパートは即刻引き払いたかったし、荷物を実家に運びたかったが、「実家に帰る」と、親に知られると益々嫌がらせがひどくなると思い、実家に帰ってからはクレジット会社でお金を借りてまで、だれも住んでいないアパート代金を支払うという意味不明なことをしていた。

そう、「今だけ帰ってきました。」風を装って実家に帰った。

何故なら、体調が悪くなったから実家に帰るなんて知られたら、 私に対して大きな態度をとられて、日常生活全てに嫌がらせをされて、私の精神が崩壊するのが怖かったから。

「親に弱みを見せると殺される」という考えは、私が物心ついたときから無意識の自己防衛として身に着けた策だった。

なので、「数日だけ実家に帰りました」風を親に対して見せていたのだが、実家に帰ってから、親は、私が実家に帰る=よほどのこと、弱っているから帰るのだろうと考える。何故なら当時実家を出る前に、親に、本心を言って家を出ており、連絡もしなかったから。

今思い出したが、確か、まだ一人暮らしをしているときに、体調が悪くなり、お金が底をついてそのまま一人で暮らせないと判断したときに、実家に帰るか悩むようになったときに、母親に何回か電話をしている。

多分その時に、「帰ってくれば」のような言葉を聞いていた気がする。

それに、私が一人で暮らしていたときに母親は現金5万円ぐらいと手紙を添えて私の元へ送ってきていた。(今はこれぐらいしか渡せません。などと母親らしいことを書いた手紙を。したじらしく)この時はまだ、私が体調が悪くなる前だったので、私がお金を要求したのではなく、当時私からは全く連絡をとりたくなく、親のことは記憶の中から削除したいと、そうできればどんなに人生が楽だろうと考えていたので、母親が一方的に送ってきたものだった。

当時、私はその手紙や現金を見て、送り返したいぐらいの気持ちだったが、送料がもったいなかったのと、めんどくさい。現金が少しは欲しかったので、そのまま受け取ったような気がする。

でも、封筒や手紙をそのまま家に置いておくと、気が狂いそうになるので、現金もすぐに銀行に入れに行き、封筒や手紙は外のごみ箱へ捨てに行ったきがする。

でも、アパートで一人暮らしをしているときの、母親の態度や言葉等からまだ当時は親を少しはまともな人間と見ていて、信用していたから、いくら体調が悪くなったとはいえ、実家に嫌々ながらも帰ったのだと思う。


毒親から姉を離して、私の元で一緒に生活をしたいのですが、お金がなくてできません。 支援をして頂けると嬉しいです。