【スーパーハイエンドケーブル】Siltech Triple Crown 電源ケーブル レビュー


Siltech Triple Crown 電源ケーブルをレビューします。もうどこのメーカーだよって突っこみが聞こえる・・・。こちらもオーディオ界隈では有名なメーカーのようです。

スポンサードサーチ

特徴

Siltech社の電源ケーブルTriple Crown power cableになります。オランダのメーカーになります。もう一つオランダのハイエンドケーブルメーカーCrystal Cable社がありますが、Siltech社とは姉妹関係あります。Siltechの社長の奥方がCEOをされています。

こちらはSiltech社のフラグシップモデルになります。一つ型落ちでDouble Crown power cableというものがありますね。

プラグはFURUTECHの物が採用されています。重厚感が凄いですね。

物凄く重たいこの部品は一体なんなのでしょうか(笑)。これを取り付けることで音質が変わってくるのでしょうか。よくわからないですね。

ケーブルは物凄く重量があり、太く、硬いです。過去最悪の取り回しになっております。本当に曲がらないですし、曲げに癖がつきます。壁コンセントに挿す時、重くてケーブルが抜け落ちてきます。何かしらで固定してあげるが電源タップ経由させるかなんらかの対処が必要ですね。見るからにノイズを完全カットして良い音を出してくれそうなビジュアルですので音は期待できそうです。

このメーカーは偽物が多く出回っているそうなので、フリマアプリで購入される際は注意が必要です。

長さは1.5mとなっております。メーカーHPに記載のある定価価格は€15600です。恐ろしい価格設定ですね。1€=120円としても約190万ほど・・・。本当に店頭で190万で売られているのか謎ですが・・・。

ケーブルの音質・評価について

ケーブルの総合評価ですが、Triple Crown power cableは・・・

8点

(評価:1~10点の10段階評価)

・音の分離 8

・解像度 8

・音圧 9点

・S/N比 8

初めてスーパーハイエンド電源ケーブルというものを体験したのがこちらTriple Crownでした。衝撃を受けましたね。圧倒的に音が変わる。フェンダージャパンのギターでもフェンダーカスタムショップの音になるんじゃないのか?というくらいの音質変化です。そもそものアンプから出てくる音が違ってくるようになります。

BMI OCEANIC STATEMENTほど音の分離・解像度はよくはならないですが、それでもかなりの性能。綺麗に1音1音分離して聴こえてきます。というか、この分野に関してはBMI OCEANIC STATEMENTが良すぎるので比較するのは少し可愛そうな気もしますが。

Triple Crownの本領発揮は圧倒的音圧・パワー感ですね。試したケーブルの中ではずば抜けて良いです。ローミッドが主張されて音が飛んで聴こえてくるようになります。モンスターケーブルを最強にしたイメージですね。ギターを弾いていて気持ちいい、ずっと弾いてられます。ビジュアル通りの威力ですね。

それに加えてノイズのなさも素晴らしいですね。文句なしの性能です。アンプを起動していても本当に静寂です。「ジジジジ」という電源ノイズが消えます。本来、アンプのあの電源ノイズってないものなんだなって実感できます。

エフェクターボードの電源にしてしまっても良いかもしれませんが、圧倒的音圧・パワー感が売りですので、アンプ側の電源ケーブルに採用するのがベストでしょうか。アンプで歪ませると太く、音圧のあるパワフルな音に生まれ変わってくれますので使っていて楽しいですね。

スポンサードサーチ

総評

音質改善は勿論の事、音そのものがフルパワーに生まれ変わる。凄まじい電源ケーブルですね。流石はスーパーハイエンドケーブル。

音圧・パワー感は世界最高峰。ローミッドがプッシュされ、太く、飛んでくるようなパワフルなサウンド。

ノイズカットも優秀。アンプを静寂にしてくれるケーブル。

Triple Crownはアンプ側に導入してロックンロールなサウンドにしたいところですね。ロックに抜群に合うと思います。

ただ、入手が非常に困難です。新品直輸入だととてもじゃないですが手の出ない価格帯。フリマアプリを巡回しても偽物が多く出回っていて手が出しにくいという悪循環。一番の欠点は入手難易度ですね。

 

スポンサードサーチ