バンドメンバー募集リアル掲示板に覚える懐かしさ

特に何かを探すわけでもなくですが、リハーサルスタジオなどで見かける若い新興アーティストたちのフライヤーやPOPや葉書きの類をぼんやり眺めるのも楽しいですよね。



こんなバンドいるんだー喜

とか

お洒落なデザインやなー楽

とか

インパクト勝負強ええー驚

とか

どんだけ価値観狭いのー哀



とか千差万別様々で笑。


そんな中、いわゆるバンドメンバー募集板みたいなのもあったりして、ピンポイントで個別パートの募集から、逆に、加入希望やギターサポートします的な個人立候補の告知まで様々。中にはボーカル志望者の「楽隊全パート募集」とかも!
最低でもギター・ベース・ドラムの3人集めるって道のりの遠さぱねえな相当根性とカリスマ性いるで汗。


今はインターネット等で手軽で極広範囲に訴求するのが主流ではあるけど、こんな、特定の箱やスタジオに出入りしてる人達に直接訴えかける昔ながらのリアル伝言掲示板形式も、熱量が伝わるつうか、魂こもってるつうか、懐かしくてほほえましくてほっこりするもんあるよなと。



リハスタのメン募掲示板


ネット上に公開するのははばかられる連絡先のメールアドレスや携帯番号等も紙に手書きで書いてあったりしてダイレクトに直接問い合わせ受けるスタイルがやる気に満ち溢れてて好感度高けえよ。イマドキらしく動画配信サイトに自己紹介代わりのプロフ動画上げて気に入ったら連絡してくださいみたいなこなれた強者もいて驚。


けど冷静に考えても、少なくともそんな音楽関係に出入りしてるやる気ある人間の目にだけ触れるわけだから、事故の抑制になるつうか、ウェブ公開より変な冷やかしや悪戯の類も少なそうだし、そもそも自分が希望する身近な活動場所に絞れてるから条件的にも都合良さそうだし、いろいろと話早そうでなかなか理にかなっている気もするなあ。


昔は音楽雑誌(雑誌名自体が「バンドやろうぜ!」とか笑)にメン募コーナーがあったりして、でも、日本全国対象だし情報のタイムラグも半端なくてとか演奏スキルや音楽テイストどころか年齢もめちゃ限定的とか希望が好き勝手すぎてミラクルやでとか苦笑。まあ、

たんに気の合う友達ってだけじゃなく概ね無償どころかむしろ持ち出しで1つのこと一緒に取り組もうってんだから各々に願望や都合も色々とあるだろうけどね。

バンドを組むとか仲間を見つけるとかの音楽活動をチームで続ける事の難しさも含めてほろ苦くもなんだかうっとり顔のお地蔵様みたいな慈愛の目でみちゃう笑。


一度もバンドやったことない方は想像し難いかもだけど人柄や人間関係だけじゃなくそんな音楽以外のハードルもあるよね。あとは、ギター人口比でベース・ドラム・キーボードのプレイヤー人口の圧倒的少なさとか苦笑。


初心忘るべからず。
音楽の醍醐味は生のセッションだから。
みんな良い仲間に出会えるといいね祈。