台湾カフェ 碧庭

茨城県日立市の住宅街にある「台湾カフェ 碧庭」さん。古民家をリノベーションされたカフェで、台湾ご出身のオーナーさんが提供される台湾料理やタピオカドリンクを味わいました。

台湾カフェ 碧庭の行き方

台湾カフェ 碧庭さんへ向かう際は、JR常磐線日立駅から茨城交通の路線バスを利用しました。滑川配水場入口バス停で下車後、バスが走り去る方向へ少し歩くと入口を示す看板が見えてきます。

台湾カフェ 碧庭

なお滑川配水場入口バス停を経由する茨城交通の路線バスは、2,80,82,83,84番の路線です。(2020年9月現在)

台湾カフェ 碧庭の外観

台湾カフェ 碧庭さんは、古い日本の民家をリノベーションして利用。外観から想像できない内装へのアプローチに期待が高まります。

台湾カフェ 碧庭

台湾カフェ 碧庭の店内

1階はキッチンとテーブル席。オーナーさんにリノベーションのポイントを伺いました。

出窓を塞いで作られた食器棚や押入れだったスペースを利用した洗面台等、元の姿を想像することができない見事な変身ぶりに感動します。

台湾カフェ 碧庭

また、厨房頭上には台湾・高雄の画家が描いた見事な絵画と玄関側のヨーロッパアンティークな壁紙や骨董品が、テーブル席を挟んでコラボ。台湾で見られる古民家再生のセンスが、日本の古民家で見事に花開いたような印象を持ちました。

台湾カフェ 碧庭

2階は解放感ある明るいテーブル席。風を感じながらベランダから見える海を眺めていると、台湾の花蓮や台東で見た景色を思い出しました。

台湾カフェ 碧庭

台湾カフェ 碧庭

台湾カフェ 碧庭

この時、ふたつの光景は同じ太平洋で繋がっていることに気が付きます。

台湾カフェ 碧庭のメニュー

この日の1日10食限定ランチプレートは、ゴマ入り鶏の唐揚げ又は白身魚フライ、ライス又は中華パン、ドリンク、本日のデザートがセットで1550円。他に“台湾ハンバーガー”として人気の割包とラーメン、ゴマ団子又はもち米肉団子がセットになった「割パン&ラーメンセット」と魯肉飯とラーメン、ゴマ団子又はもち米肉団子がセットになった「ルーロー飯&ラーメンセット」が各1250円、ラーメンに本日のデザートとドリンクがセットになった「ラー麺セット」880円があります。

台湾カフェ 碧庭

台湾カフェ 碧庭

なお、セットのドリンクは、台湾産烏龍茶やジャスミン茶、四川省産のプーアル茶、黒豆茶、ブレンドコーヒー、紅茶(ミルク又はレモン)、台湾グアバジュース、台湾マンゴージュース等から一品選ぶことができます。また、追加代金を支払うとタピオカドリンクに変更することもできます。

セット以外に単品のメニューもあります。

台湾カフェ 碧庭

台湾カフェ 碧庭のルーロー飯&ラーメンセット

今回は「ルーロー飯&ラーメンセット」をいただきました。八角の香り漂う魯肉の甘じょっぱい味わい、担仔麺を思わせるあっさり味のスープ。雨降りで冷えた身体が温まり、どこか懐かしくホッとした気分になりました。

台湾カフェ 碧庭

食後には、こだわりのタピオカドリンクを。タピオカドリンクに使われるタピオカは、オーナーさんのこだわりで、台湾から取り寄せたタピオカ粉で作られた生のタピオカを使用。台湾で味わうモチモチぷるぷるで喉ごしがいいタピオカの食感を楽しむことができます。

台湾カフェ 碧庭

台湾カフェ 碧庭のオーナーさんへインタビュー

台湾カフェ 碧庭のオーナーさんは、台湾・高雄のご出身。日本人のご主人と結婚されて、ご主人の実家がある茨城県日立市へ。子育てがひと息ついたところで、念願だったカフェの経営を思い立ったそうです。

台湾カフェ 碧庭

そしてお店の場所に選んだのが、築80年以上の歴史ある母屋の隣に建つ、築60年以上の別棟。開業にあたり、ご両親の了解を得て、全面的にリノベーションされることになりました。

その際、オーナーさんが自らデザイン、施工された業者さんと何度も相談して作り上げられたそうです。今回そのこだわりを随所に感じることができました。

また、提供されている台湾料理や飲み物は、日本人に合う味付けを研究して作られています。それは、大都市圏ではない地方にあるお店へ大勢のお客様に来てもらう為。ここにもオーナーさんのセンスを感じました。

なお、オーナーさんは現在翻訳のお仕事とカフェ経営をされていて、お店は現在週4日(水~土曜日)の営業となっています。

台湾カフェ 碧庭の基本情報

住所:茨城県日立市滑川町2-27-5
電話:0294-51-4548
営業時間:水~土曜日 11:00-16:00
定休日:日曜日・月曜日
※火曜日・祭日(不定期・要問合せ)

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