【入門編】初めて要件定義をやる人におすすめの良書5選を紹介します

こんにちは。ITコンサルタントのわさおです。

この記事では、要件定義を初めてやる人もしくは初心者におすすめの書籍を紹介したいと思います。

初めて要件定義をやる人におすすめの良書5選

はじめよう!要件定義~ビギナーからベテランまで


分かりやすく図解で解説!

業務システム開発でもスマホアプリ開発でも、ユーザ・顧客が納得のいくソフトウェアを実現するためには「要件定義」というフェーズが欠かせません。

要件定義とは、「作ってほしい人と作る人の間の合意事項」であり、「UI」「機能」「データ」をどのようにするか決めていくことを言いますが、実際にはこのフェーズをおざなりに開発を進め、プロジェクトが迷走するケースが後を絶ちません。

本書では、ソフトウェアの企画・開発に携わるすべての方にとって役に立つ「要件定義」の知識を、豊富な図解とともにわかりやすく解説します。


著者羽生 章洋
出版社技術評論社
定価2,178円(税込み)

はじめての上流工程をやり抜くための本


上流工程の読み物としておすすめ

システム化企画や要件定義、基本設計といったいわゆる上流工程は、実装のスキルが高いだけでは務まりません。

エンジニアリング的に正しい結論を導き出すことはもちろん、その結論に至るように「議論をリードし」「関係者の合意を得て」「周囲の人間を巻き込んでプロジェクトをドライブする」スキルなどが求められます。加えて、業務とIT(コンピュータ)を含むシステム全体を見通す視点の高さも必要です。

求められるスキルの多い上流工程を「はじめてやり抜く」には、いったいどのような心構えで望めばよいのか、どのような準備が必要なのか、どのようなスキルアップの方法があるのか—-その答えが、本書にあります。


著者三輪 一郎
出版社翔泳社
定価2,508円(税込み)

要件定義のチェックポイント427


要件定義で確認するべきチェックポイントが分かる!

たった今、何をすべきかが具体的にわかる!

本書は「今すぐ客先へ向かわなければならないのに、全く準備をしていない」「要求定義は未経験、あるいは経験が浅い」「ベテランだけれど、新しい視点を取り入れたい」というSEのために、今すぐ使えるヒアリングのチェックポイントを紹介する実践的な書籍です。

それぞれのチェックポイントは要求定義の段階にあわせて構成されています。必要と思われる項目を取捨選択したり、それぞれの項目の意図を考えたりすることで、要求定義の実務力を身につけることができます。


著者本園 明史
出版社翔泳社
定価2,640円(税込み)

業務システムの上流工程入門


業務知識に精通した上流SEにおすすめの本

システム開発の仕事は大きく上流工程と下流工程に分かれるが、
下流の詳細設計を担当するSEや日々プログラミングとバグ取りに
明け暮れるプログラマには、「35歳定年説」といわれる年齢的な限界が
立ちはだかっている。

続々と登場するプログラミング言語などの
新技術への対応やコスト面で、若手に対して不利な立場におかれるからだ。

一方、業務システムの改善要求をどのような設計で実現すればよいかといった
基本設計の部分を担当する上流SEは、新技術への対応はさほど求められない。

また、企業の業務や会計の知識が必要とされる上流SEは熟練者の数が少なく、
システムインテグレータ各社も人材確保に躍起になっている。
やりがいもチャンスも大きいのが上流工程の仕事だ。


著者渡辺 幸三
出版社日本実業出版社
定価2,640円(税込み)

演習で身に付く要件定義の実践テクニック


要件定義を実習形式で学べる本

こちらの書籍は実践形式で要件定義を身に着けたい人におすすめです。

要件定義の手順、コミュニケーション方法、7つ道具という3つの大きな章に分けて、それぞれ詳しく解説しております。

ITコンサルティングの人に特におすすめの本です。


著者水田 哲郎
出版社日経BP
定価2,640円(税込み)

システム発注から導入までを成功させる90の鉄則


ユーザー企業の情報システム担当者目線で書かれた本

本書は、IT担当者、情報システム部門に向けた、システム発注~導入のノウハウ集です。なぜシステムの発注~導入には失敗がつきまとうのでしょうか。

筆者は、「失敗の原因はユーザー企業の力量不足」と喝破します。

ユーザー企業は、少なからず何らかのシステム導入を経験しているものです。
であれば、経験はノウハウとして蓄積されているはずです。

しかし、プロジェクトは失敗してしまいます。
ノウハウに体系的なまとまりがないからです。

本書には、ITコンサルタントという立場だからこそ知りえた
筆者のノウハウが詰まっています。


著者田村 昇平
出版社技術評論社
定価2,398円(税込み)

【まとめ】初めて要件定義をやる人は本で基礎知識を身につけておこう

いかがだろうか。

今回は要件定義を学ぶのにおすすめの良書5選を紹介した。

また、本ブログでも要件定義に関する記事をいくつか出しているため、合わせて参考にして欲しい。

【おまけ】参考動画

オンライン研修動画サービスの「Udemy」では成果物の作成方法に関する研修動画がいくつかあります。

個人的には下記の『手を動かして学ぶITプロジェクトの資料作成!システム開発のドキュメンテーション技術と成果物テンプレート』講座がおすすめですので、成果物作成に関して、勉強したい方は是非視聴してみてください。

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