KGA競技委員会の活動 その1

ゴルフ

早いものでもう3月10日。本来であれば春に向かってテンションが上がってくる時期である。花見のアレンジも始まる頃だ。ゴルファー的にはゴルフシーズン到来間近である。

今年は新型コロナウィルスの影響で、先の見えづらい不安な3月となっているが、桜前線の北上とともに、ウィルスも吹っ飛ぶことを祈りつつ、ゴルフの大会運営についてお話を。

 

 

ゴルフには色々な楽しみ方があるが、「大会」に出て順位を競うのも楽しみの一つである。(言うまでもなく、終わったあとの宴会はそれよりも楽しい。)

一口に「大会」といっても、和気あいあいの社内コンペも「大会」だし、アスリート志向の関東アマや日本アマなども同じく「大会」である。

これらの中で、「関東ゴルフ連盟=KGA」が主催する大会がどのように運営されているのか、という少しマニアック、かつ、通常は中々知ることのない内幕について、KGAのペーペー競技委員の立場からご紹介したい。

 

KGAの主催する競技は年間18競技(関東月例除く)、年間の延べ競技日数は約130日。同日に複数会場で予選が開催されるケースも多いが、日にちに慣らすと3日に1回以上の頻度で、KGA主催の競技が行われていることになる。

また、通常「関東地方」と言う場合には茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の1都6県を指すが(Wiki情報)、KGAの場合は上記の1都6県に新潟県、長野県、山梨県、静岡県を加えた1都10県が「関東ゴルフ連盟」のエリアとなる。

この広域、高頻度で開催されているKGA競技を、開催コースの皆さん、都県連盟の皆さんと共に、KGA事務局、及び約90名のKGA競技委員で運営している。

 

さて、一つの主催競技に対してアサインされる委員の人数は予選競技7名、決勝競技12名が基本。その内訳は正・副委員長がそれぞれ1名、担当委員が5~10名。

ジュニア競技や倶楽部対抗決勝等では委員の人数はさらに増員され、倶楽部対抗決勝にいたってはなんと22人。委員みんなでサッカーの試合ができる。

主催毎の担当人数が平均10名とすると、130競技での委員の総動員数は1,300名。こうして見てみると中々の規模の活動だ。

 

委員は皆、各々のホームコースで競技委員(長)やコース委員(長)を務めるゴルフ賢者ばかり。もちろん無給での完全ボランティア活動である。(競技参加者の皆さん、我々はボランティアなので優しくしてね。w)

私が数年前にKGAの競技委員になった時、それまで30年近くゴルフをやってきたにも関わらず、見たことも聞いたこともないルールがたくさんあることを知って本当に驚いた。(30年競技ゴルフをやってきて知らなかったルール、、、そのルールいらねんじゃーね?とも思ったが、ここではナイショだ。)

2019年頭にプレー時間の短縮とルールの簡素化のために、ゴルフルールの大幅改正が行われたが、それ以前のルールの複雑さ、分かりづらさは、今私が勉強している社労士の内容に匹敵するものであった。「もうそんなのググればいいじゃん」と何度思ったことか。

なお、社労士勉強の内容については今も毎日そう思っている。「ググれば一発なのに、なんでこんなこと覚えなきゃならないの。。」と。

 

次号へ続く

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