其の一↓
イジェクションポートが位置するスライド中央部は、成形ヒケを抑えるため無垢ではなく、空間が設けられています。
(これは色違いのタン/コヨーテカラー版も同様)
FNX-45と同じく角角したスライドを持つグロック17 Gen.4とグロック19 サードジェネレーションは、
スライド幅のリアルディメンション化で、既存同社GBBグロックよりスライドが更に薄くなったため、FNX-45のようなこういった小技がとれずヒケが目立つ
(成形ヒケがあろうがなかろうが、安易に●タルスライドに逃げるのは止めよう
(あれはここ日本においては、欲望のためには手段を択ばないオコサマニアだけが手を出す●ナニー用品であり、トイガン業界/愛好者の未来に対しての●イプ商品)
スライドの仕上げは予想していたとおり、同時期並行で生産が開始されていたであろう
と同じ、多少黄色味がかったメタルブラック塗装です。
ただ、スライドの成形色はやっぱり黒で、塗装が剥げてくるとみっともなくなるかも
成形ヒケはリアコッキングセレーション前方に浅いものが存在しますが、よくを凝らして見ないと分からない程度
コッキングセレーションのエッジも立っているほうと言っていいでしょう。
反面、ディテールが後退しているのが、スライド一体成型のエキストラクター(白丸)。
まあ分かっていたことではあるので、そのうち分解・脱脂して、エキストラクター周りの溝モールドにエナメル塗料でスミ入れし、別体感を増そうかと。
エキストラクターモールドはタン/コヨーテカラー版のように塗り分けられてはおらず、スライドと同じ色です。
スライドカバーのすき間↓はブラックカラーになった所為で、タン/コヨーテカラー版より少し目につき易くなりました。
トリガーピンはフレーム一体成型のモ-ルドで、ここもタン/コヨーテカラー版のように塗り分けられてはおらず、フレームと同じ黒です。
造形自体はエキストラクターとは違いをつけられるほど出来がよく、管理人はそのうち金属色で塗る予定。
大人の事情に拠り各部のFNトレードマークも、スライド右側にあるはずのFNH USA刻印も再現されてはいませんが、
「コレハFNアメリカLLC社ノ実銃、FNX-45タクティカルブラックダ(;´Д`)ハァハァ」
と脳内歪曲せず
「のトイガンメーカー東京マルイのガスブロ、“TM”X-45タクティカルブラック」
と事実をありのままに見れば
でも雰囲気はよく出ていると思いますよ。もっと露骨に酷い刻印の他社(略
ダイキャスト製のトリガーはアールが緩やかなため、シングル・ダブルともストレートトリガーに近い引き味。
プルはゴリゴリと引きずる感じでお世辞にも良いとは言えないものの、マッチガンのように簡単に「落ちて」もらっては困る、ミリタリーユースガンのそれを忠実に再現していると解釈することもできます。
HK45と比べると、シングルアクションのプルはHK45のほうがちょっと軽く、ダブルはFNX-45の方がかなり重い
ハーフコックポジションからのダブルだと更に重くなります。
P226に激似のスライドストップレバー(ただしこちらはアンビ)はダイキャスト製(実銃はプレス鋼板)。
実銃より1mmほど内部後側が延長されており、スライドノッチを舐める心配は無用
(タン/コヨーテカラー版のレビューから画像拝借)
スライドストップレバーはM&P系同様、左右が一体成型されており連動します。
このため、外観上はスライドノッチが両側にありますが、ノッチ摩耗を防ぐメタルノッチスペーサーは片方(左側)だけとなっています。
(黄色がスライド内のノッチスペーサーにかかる箇所)
HK45のようにスライドストップレバーが中央で分割されていないため、右側レバーの遊びが大きくということもありません。
レバーはグリップフレームの「土手」で囲われており突出量自体も小さいので、無理にグリップしたで操作しようとするより、サポートハンドの親指を使って下げたほうがいいでしょう。
ホップアップ調整ダイヤル設置位置も、旧来の外から操作できない箇所に退化し、調整にはフィールドストリッピングが必要になったものの、操作性のよいテイクダウンレバーのお陰もあり、個人的にはさほど手間とは感じません。
思うに、サイトがプラなのもスライド一体成型のエキストラクターも、ダイレクトオプティクス搭載 +M&P9L PCポーテッドとは違い、
タクティカルサイレンサー装着時も作動を担保するために、少しでもブローバック移動する部分の質量を減らしたかったということなんでしょう。
(これら涙ぐましい“ダイエット”を重ねてすら、スライド + バレルグループの総重量はHK45 タクティカル ブラック
より1g軽いだけ)
この推測が当たっているとすれば、これらの点で文句をつけられたら、「俺らだってしたくてやったわけじゃないんだよ。。」 マルイ開発部スタッフの涙声が聞こえてきそう
↑
と、一年前のタン/コヨーテカラー版レビューのときにも書きましたが、この一年で別の可能性もあるなと思い至りました。
それは、一度凍結させた製品企画を再始動させたんじゃないかということ。
(タン/コヨーテカラー版はモックアップや試作品すっ飛ばして、いきなり製品版がお披露目されたじゃないですか)
だから最近の同社GBBハンドガン以前仕様であるスライド一体成型エキストラクターや、フィールドストリップが必要な旧ホップ調整方式のままなんじゃ
(ハイキャパD.O.RとかM45A1とかV10とか“ガバ系”は、スライド内スペース/チャンバー付近構造的にキビしいので、要ストリップ方式なのは仕方ないかと)
もしかしてもしかしたらもしかしてですよ、最初は前身のFNP-45(2005年リリース)
(画像は現行のFNX-45(否タクティカル版。ほぼほぼFNP-45と同じ姿))
で、マルイが水面下で開発を進めていたものの、
「この●゛ブ、出してもタクティコー教徒にウケ悪い(ペイしない)んじゃね」
と、どこかの時点で経営陣とか株主が判断し、製品化は一旦闇に葬られたチ──ン
ところが後年、(実銃)FNX-45タクティカルが登場し、
「キタ―――(゚∀゚)―――― !! FNXにリメイクして出せば●゛ブでも、ミリオタとタクティコー教徒が釣れる🎣(になる)わー!」
と経営陣とか株主が判断しREBORN
もしこのトンデモ説が正しいとすれば、「オプティカルレディ」仕様ではないFNP-45を無理やりFNX-45タクティカルGBBに作り変えた所為で、後々書きますが、そのガタイから想像できるほどの冷え耐性ではないんじゃ
以上、既にどこかで誰かが言っていることかもしれませんが、トンデモ説です。鵜呑みにしないように
アンビマガジンキャッチはXDM-40同様の、
パドル型の爪をボタン押しで動かす二軸式で、このため操作力量はかなり大きめ(重め)です。
タクティックな見地からすればマイナスなのかもしれませんが、管理人は意図せず押されてしまいマガジンが脱落・破損・紛失するよりよほどマシだと思うんだ
キャッチ爪の幅はHK45(&タクティカル)の二倍近く広くされていて、よりマガジンの保持が確実に
リコイルSPガイドはHK45タクティカル同様に大部分がプラ製の、チャンバーブロックに噛む後端だけダイキャスト化されたハイブリッド構造です。
先端につくアウターバレルガイドもUSPから採用された、バッファーストッパーの役目も兼用するオールプラ製となり、亜鉛ダイキャスト製のバッファーストッパーでアウター側面に引っかき傷を作りやすかったHK45から地味に改善されています。
滑り止めパターンとサイズが計四種類から選べる交換式バックストラップのランヤードホールは塞がれており開口していません。
実銃とは素材も固定方法も違うためでしょう。
(マルイ版のバックストラップはエラストマー製で、素材自体を変形させて(曲げて)ロック解除。
実銃はグリップフレームと同じポリマー製で、バックストラップ背面に開いた小さな穴から細い棒を入れ、グリップフレームのロック突起を押して解除する)
つまりこのホールを開けて実際に使われると「すっぽ抜ける」可能性があるわけで
まあ、このランヤードホールを実際に使う方も居ないでしょうし、エラストマーのほうがに馴染みが良いので管理人は歓迎
※自己責任で開口だけして「使わない」という手もあり
M&P9のパームスウェル(バックストラップ)は、Sサイズだと固定がやや甘くグラついて気持ち悪かったですが、FNX-45タクティカルはS、Mどちらもしっかりと固定され
※PCポーテッドは所有していたことがないので未確認
其の三↓
(この記事を読んで、何かしら得るものが
あったという方は)
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