知人がこの漫画おもしろいというものだから、ネット注文した。
その後ギャオをつけたら実写映画化していたので注文をキャンセルしてそのまま見始める。
最初のいじめシーンが辛くて部屋の片付けをしながらチラ見。
主人公の反撃が始まり映画の見せ場というか見所というか残虐なシーンが始まってから腰を据えて映画に向き合った。
しかし、いじめシーンは見ていられなくて、殺人シーンは見られるって、対象がフィクションならではの反応だ。
残虐と書いたとおり、作品内では血が飛び散り壮絶な描写が続いたりする。
見終わった感想、おもしろかった。
日本映画なんて最低。漫画の実写化なんてクソだと思ってる人も多いだろうが、この作品、残虐シーンに耐えられる人ならオススメだ
邦画のレベルも上がった。
最近見た邦画でいうとジョーカーゲームは明らかに低予算だけど楽しめた。
ソロモンの偽証はくそおもしろかった(前後編にもかかわらず二回視聴)。
で、ミスミソウを見て思い出したのが数年前に見た悪の教典。
これも学校を舞台にした作品で最高だった。
ソロモンの偽証 前篇・事件
残虐シーンが最高ってことではなく、サスペンスやキャラ造形が秀逸で、原作小説とはまた違った仕上がりだが、良かった。
しかし人はなぜ人がたくさん死ぬ作品をおもしろがるのだろう?
現実、自分の周りで滅多に人が死なないから、その希少性が大きい。
あと自分にできないことをキャラクターがやるっていうのが痛快。
ハンターハンターの旅団の連中なんかみんなサイコパスだけど普通できないことをやってのけることで人は憧れを抱いてしまう。
現実の人間がやらないのは、やってはいけないからやらないのだという基本原則をどこかで忘れているような気もする。
いや、その基本原則が身にしみているからそういう行為を痛快と感じてしまうのだろう。
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